目黒区の「功労者」として表彰されました。
先日(10月1日)、目黒区の「功労者」として表彰を受けました。
その時の写真(②)とともに、目黒区ウェブサイトで公開されています。
https://www.city.meguro.tokyo.jp/soumu/kusei/keikaku/06kuseikourou.html
2008年から、早稲田大学大学院日本語教育研究科(日研)は目黒区との間で、「日本語指導が必要な児童生徒」への日本語教育に関する「協定」を締結しました。その「協定」では「JSLバンドスケール」を導入すること、子どもの日本語教育の専門家を「日本語教育コーディネーター」として採用すること等が骨子となっていました。
この「協定」内容の協議と、その後15年以上、目黒区の日本語教育実践に関わり、日研の大学院院生を「日本語指導員」として養成し、目黒区に派遣した実績が評価されたようです。大学・教育委員会・学校が連携した「年少者日本語教育」の実践の枠組みは、「目黒モデル」*と呼ばれています。今回の表彰は、私個人の表彰というより、「公共日本語教育学」の実践が認められたと考えています(MY BOOK REVIEWS⑪参照)。
*人見美佳(2017) 「目黒モデルの実践」、川上郁雄編『公共日本語教育学ー社会をつくる日本語教育』(くろしお出版)、pp.123-128.