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こんばんは。
お金のソムリエ協会で認定講師をしております
小林依久乃(こばやしいくの)です。


今日は、日頃はあまりしないプライベートな話をします。

私の親戚に、独身貴族のまま亡くなった方が2人います。
最近、その2人の共通点を思い起こすことがありました。

よく、ネットで「セミリタイア」が話題になっています。
(私にそう見えるだけかもしれませんが)

そこで、実際にセミリタイアしたら、どうするのか、と考えた時に、独身がゆえにお金に余裕がある「独身貴族」の親戚2人を思い出したのです。

2人の共通点は、
●常に楽したいというサボり屋気質
●安易に人に頼む癖がある依存体質
●コミュニケーションをとる人数が少ない
●環境が変わって生きる目的を失った
●そうなって間もなく病気で入院
でした。

独身で行動の自由度が高いゆえに苦労を避けることができ、楽し放題。
勉強をするとか運動をするとかもなく、趣味もない。
依存体質なので身近に頼る人(たまに顔を出す私など)がいればとことん頼る。
間違っても、社会のために何かやろうという志はない。

働いたときの貯金、退職金、毎月の年金収入で生活が出来てしまうし、養う人がいないので、贅沢さえしなければ経済的に自由だからそれ以上稼ごうとしない。
間違っても新しいビジネスを模索することもない。

そんな生活が続いたある日、2人それぞれに、環境が変わる出来事が訪れます。

住居の立ち退きに合って引っ越しとか、詐欺事件に巻き込まれるとか。

環境が変わった後、まもなく、2人はそれぞれ病気になります。
それまで全く病気しなかったのに、です。

病気になって入院し、毎日テレビを見るか、天井を見つめるか、看護師や医師と話すか、たまに顔を出す私たちと話すか、しかない生活が続きます。

この状況が、いつまで続くのだろうか、彼らは退院後にやりたいことがあるのかな、と心配していた矢先、2人とも容体が急変して亡くなりました。

趣味もなく、志もなく、することがないと寿命が縮まるんだなあ、と彼ら(の言動や暮らしぶり)を見てしみじみと感じたのを覚えています。

(苫米地英人さんも似たようなことを仰せだったなあ)

目標や夢、野望などを持つことって命に関わるほど大切ですね。


私も、本業OLで仕事がなく暇な同僚を見て、
(彼らはどう思っているか知らないけれど自分だったら)
何にもすることがないって辛そう、と思ったことがあります。

ものには限度がありますが、ある意味、多忙なのは幸せなことかもしれません。

私も、自分に需要があってセミナー講師をさせていただいていること、自分に人生の課題があること、本業OLで同僚から頼られていることに感謝して生きていこうと思いました。



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