「正解」以外の解答があることを知ってほしい
おはようございます。
お金のソムリエ協会グランドマスターの
小林依久乃(こばやしいくの)です。
世のサラリーマンたちが、副業禁止や転職の壁に諦めることなく、お金持ちになれるよう私がこれまでに培ってきた副業や投資についてのスキルやマインドを情報発信しています。
ありがたいことに、本業でも副業でも多くの方から様々な相談を受ける小林です。
友達がいないので、人から頼りにされることを大変うれしく思っています(笑)
受ける相談は実に様々なのですが、多くの相談に当てはまることで「大体これを説明すると納得される」という内容がいくつかあります。
今日は、その1つを紹介したいと思います。
それは、
「正解」のほかに「最適解」と「納得解」が解として存在する。
ということです。
ついつい、わたしたちは、学校に通っていた時代の名残で「正解」だけを求めがちです。
社会に出ると、それは「正論」という形になったりします。
しかし、「正論」をぶつけたがために人間関係が壊れたり、トラブルに対して火に油を注いだりして、局面を悪化させることがよくあります。
そうなると、本来の目的である解決に至らず本末転倒ですよね。
では、どうすれば解決に至ったのでしょうか?
と考えていくと、「最適解」や「納得解」の存在が非常に重要になってくるのです。
1.正解
「1+1=2」のように、誰から見ても真理というレベルの答えを「正解」と言います。
人生でいうと、法律やルールに当てはまっているのが「正解」ですし、身近で小さい例ですと「紙を切るときはハサミかカッターで切る」のが「正解」ということもできます。
この「正解」をもってして問題が解決すれば、関係者全員の心がすっきりすることでしょう。
しかし、残念ながら、そういうときばかりではありませんよね。
2.最適解
「正解」ではないけれども、その場の中で最適だと思われる答えを「最適解」と言います。
例えば、「紙を切るときはハサミかカッターで切る」のが「正解」だとすると、ハサミもカッターもない場合、紙を2つに折って上手に折り目に沿って引き裂くことが「最適解」になるでしょう。
人生において、正解に至らない、というか、至れないときの方が多いと思います。
その時は、「最適解」を選ばないと前へ進みません。
3.納得解
「正解」も「最適解」も導けない時は、問題に関わった人たちの中で納得に至る解を導かなければ解決しません。
つまり、当事者間の落としどころを探ることになります。
そこで導かれた解を「納得解」と言います。
ここまでくると、求められる「相手の心理を把握するスキル」や「コミュニケーションスキル」が高度になってきます。
その代わり、「納得解」を導けた暁には、関係者全員が「やっと解決した」的な感動を味わうことが多いです。
時には、解を導いたことに対して手厚く感謝されたりします。
先程から挙げている具体例で説明しますと、「紙を切るときはハサミかカッターで切る」のが「正解」だけど、ハサミもカッターもない場合、紙を2つに折って上手に折り目に沿って引き裂くことが「最適解」なので、それを試みた。
ところが、うまく切れず、片方が凹んだ感じで、もう片方が凸った感じになったとき、切った方が「申し訳ない。切った私の責任で凹んだ方を私が受け取ろう」と言い出すことが「納得解」への第一歩となります。
このとき、それで事が済めば、それが納得解ですし、「いやいや、切らせておいて責任まで感じさせるのは申し訳ないから凹んだ方を私が受け取ろう」と言って済めばそれが納得解です。
分かりやすい例として紙を切る話にしましたが、実際は、人間の心理が絡んだり、利権が絡んだりして、もっと複雑になってきます。
はっきり言って難しいことの方が多いですが、少なくとも、問題解決に取り組む際に「正解」以外に「最適解」と「納得解」があることを心得ておくだけでも取り組みやすくなると思いますので、頭の片隅に入れておいてください。
最後までお読みいただき有難うございました。
お役に立てると幸いです。
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