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Bloodstained: Ritual of the Night 感想・レビュー

Bloodstained: Ritual of the Night のプレイ感想・レビューです。



レビューするひと


rsec

ぷよぷよ派。好きな焼き魚はツボダイ。

幾村

テトリス派。好きな焼き魚はさわら。

■ゲーム基本情報


  • [タイトル]Bloodstained: Ritual of the Night(ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト)

  • [ジャンル]探索型アクションRPG

  • [ハード]Nintendo Switch、PS4、steam、Xbox one

  • [開発]DICO、ArtPlay

  • [販売]505 Games

  • [発売日]2019.6.18

  • [CERO]C

  • [公式サイト]https://gamesource-ent.jp/page/Bloodstained_Ritual_of_the_Night


■簡単なストーリー・世界観

18世紀の終わり、産業革命による急激な科学の進歩は魔術という非科学的な存在を否定し始めていた。

これまで科学と魔術の融合により地位を確固たるものとしていた錬金術師たちは自分たちの既得権益を侵されることを恐れ、危機感を抱くが、もはや世の中の流れを変えることはできなかった。

暴走を始めた錬金術師たちは、身寄りのない子どもたちを集め、彼らを魔力と融合させた魔導人間の創造を始めた。そうして生まれたシャードリンカーたちを生贄にし、悪魔召喚を試みる。
これらの実験は成功するものの、その1年後、突如錬金術師ギルドは崩壊したのだった。

それから10年の時が流れ、ギルドの跡地に禍々しい巨大な城が出現する。それと時を同じくして、かつて悪魔召喚のために集められた孤児たちの生き残りである主人公・ミリアムが昏睡状態から目を覚ます。

自分にかけられた錬金術の呪いを解くため、人類を守るため、ミリアムは悪魔との戦いに挑むのだった。

あごひげ率の高いざっくり相関図

■さっくりレビュー

5点満点で4項目、20点満点のさっくりレビュー。Nintendo Switch版でプレイ。


rsec編[総合点:17点]

クリアタイム
34時間

設定・ストーリー[3点]
まあ王道で、適当にやっていてもわかりやすい感じで進む。「あ、こいつ黒幕か」って思ったのがやっぱりそうだった。
でもこれ買う人ってきっと王道を期待しているのでそれが嫌とかじゃないし、そもそもストーリーそこまで重要かというとそうでもない気はしている。

システム・操作感[4点]
慣れは必要だけど、いろいろできることが増えていって強くなって爽快感もあって、操作感は概ね満足。 アクションなのにやり込み要素も膨大でいろんなところで達成感が得られたりするこのシリーズの特徴がそのままパワーアップしているので、IGAヴァニアファンにはたまらないかと。
操作が上手いだけじゃなく成長要素もあるというのは、初心者にも優しいと言えるのではないかな。 魔界村とかロックマンとか、死んで覚えろ!だもんね(例が古いのは仕方ない)

グラフィック[5点]
2Dに一部3Dを混ぜたりと意欲的なこともやってますがまあそこがなかったとしても本当に芸術的というか、背景見てるだけでもワクワクドキドキする感じです。
雰囲気が好きというのもありますが、switch版でプレイしたので処理落ちとかもあって、PS4やsteamでもやってみたいって思ってます。
とにかく、美麗でした!

サウンド・BGM[5点]
場面によっては手を止めてずっと聴いていたくなるようなものも。サントラついてるんだからそっちで聴けばいいものの・・・・つい。 神曲揃いだと思います。
ドラキュラシリーズの音楽は元々好きですが音楽だけで楽しめるゲームの一つ。
やっぱり、良いゲーム音楽は本当に耳に残る。

良かった点
月下の夜想曲の正統進化版といった感じで、ファンにはもちろん初めての人でもきっと気に入ってもらえるのではという要素盛りだくさんでした。 遊び心というか挑戦的要素もいろいろあって、さらに今後の可能性を感じさせてくれる面もあった(欲張りすぎてるものもなくはない)

悪かった点
たまに固まった・・・switchには荷が重いグラフィックやらなにやらだったのだろうか。3Dのところも処理落ちしたりで残念。
あと結構難易度高めなのは初心者には厳しいかとも思う。育成頑張ろう。

その他
そもそもIGAヴァニアファンは絶対買ってる気がするので、もっと知らない人向けな情報出すべきでしたが、とても魅力的作品なので知らなかった人はぜひやってみて欲しいです。


幾村編[総合点:12点]

クリアタイム
34時間

設定・ストーリー[3点]
正直な話、ストーリーはあってないような感じだった。
ゴシック、錬金術、悪魔召喚、宗教(信仰)の歪み、といった要素から導かれる正統派な設定とストーリーなので、安定感がすごい。その辺の定食屋さんで普通においしい生姜焼き定食が出てくる感じなので、それを求めるなら100点。

最近だとむしろ珍しいくらいキャラクターの行動がわかりやすいので、そういう方向のストレスが無いのもいい。
と同時にストーリーの解釈の余地というか、咀嚼するようなところは無いので、そういう楽しみは求めない方がいいかも。

システム・操作感[3点]
ボタン操作が難しすぎる!割り当て的にむずかしい操作もあるし、判定がすごく繊細なので使いにくい技があったりする。

全体の難易度としては低め。
ボス戦もレベル上げと回復アイテム乱用でゴリ押し可能。
そもそもいつでも装備の変更やアイテム使用できるので即死しない限りはなんとかなる。
ということで、何しろ最初のボスが一番きつかった。めっちゃ死んだ。

マップのギミックは分かりやすいところと、それはさすがに分からんってところがあるので良い塩梅なのかなと思う。

グラフィック[2点]
大前提としてお伝えしておきたいのは、この点数はSwitchでプレイしてしまったせい。
というのも、エラー落ち、処理落ち、スーパースロー祭り!
特にスーパースローは特定のエリアで必ず起きているので、これはもう完全にSwitch側のスペック不足だと思われる。3Dギミックがあるエリアが特にひどい。

ゴシック全開の装飾とか最高なのにもったいなすぎる。
とか言いつつ、人物のモデルがあんまり可愛くないのがちょっとポイント低い。せめてミリアムはもう少しこだわって欲しかったなぁ。

サウンド・BGM[4点]
エリアごとで曲が変わるのがいい!
初めてエントランスに足を踏み入れたときに怯えすぎて一旦バックしたくらい迫力があった。
特に静寂の庭園が好き。

良かった点
難易度とやり込みのバランスが自分で決められるのが良い!
探索、素材集め、隠し部屋、隠し通路、サブクエスト、メインストーリー無関係のイベントボスなどなどをこなすのが楽しすぎて、多分寄り道しなかったら半分くらいの時間でクリアできたと思う。
そういうのを楽しめる人はめっちゃ楽しいと思う。飛牛の肉落ちねーーー!

悪かった点
選択肢が他にあるなら、Switch版でのプレイはおすすめしない。
序盤でエラー落ちが頻発したおかげでかなり頻繁にセーブするようになったので事なきを得たけど、これがもっとセーブのタイミングが少ないゲームだったらブチ切れてたと思う。
あとNPCに話しかけるときに、処理落ちしないようにタイミング測ったりしなくて済んだはず……。

その他
悪魔城シリーズを未プレイなので、あるある的なところとかは楽しめていないと思います。
でも多分お家芸的というか、伝統芸能みたいな面白さと安定感があるんだろうなっていうのは察せる感じでした。

ミリアムの髪型はポニーテール安定です。かわいい。




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