見出し画像

ひよっこ宮司の社務日誌 1)狛犬

室町時代から続く神社を他界した父親の跡を継ぎ、神主をしています。神主歴は今年で7年目。ひよっこ目線と経験値の中ででちょっとづつ、神社のこと、日本のしきたりなど綴っていけたらと思います。

神社にお参りすると一対で置かれた狛犬を見かけます。神社境内には鳥居と並んで、狛犬は神社にとって一般的なものですね。石製のものを多く目にしますが、社殿内に置かれる木製や陶製のもの、また金属製のものなどがあります。神社の守護霊獣として境内に悪しきものが入らないようにみはる役割を果たしてます。

一般的に狛犬と一括りで呼ばれてますが本来は「獅子・狛犬」で向かって右側が口を開いた角なしの獅子、左側が口を閉じた角ありの狛犬です。

各神社それぞれに違いがあり、神社巡りの楽しみの一つとして狛犬を見るのもおすすめです。(写真はうちの狛犬ちゃんです。苔が凛々しく育毛に御利益あり!?)

画像1


いいなと思ったら応援しよう!