クモノミチ

神社の神主とクリエイターの2足のわらじ|大学卒業後は約15年出版社で働き、今は広告の仕事と兼ねて、起源が室町時代にさかのぼる家業の神社で宮司として奮闘中|本州の西の方に在住|

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The 入院ライフ(脳梗塞) #前編

GW前の令和3年4月28日、突然右手足の力が抜け倒れる。近くの脳外科クリニックに知人に搬送してもらってすぐにMRI検診。 結果は脳梗塞・・・そこから大きな総合病院へ。そこから不安かつドキドキの人生初の入院生活の始まりのです。 *その1. 初入院! 始まりはHCUから令和3年GWに入ろうとする4月30日、一通りの検査をすませ、先生との面談後すぐに、HCU(集中治療室)へ。いきなり手術かと思ったけど、当面の間、治療として血液サラサラにするのと脳梗塞を広げないための点滴と薬投与

    • ひよっこ宮司の社務日誌 2)教化活動

      神社神道の教化活動とは、神道的理念の具体的滲透(しんとう)を目的とする一切の対社会活動であって、その成果は社頭の正しい繁栄となってあらはれる あまりに抽象的で一般にはなかなか理解できない表現ではないだろうか。神社に奉職してから7年目、ようやく最近になってその意味するところが解りかけてきたやうな気がする。 県の教化委員なるものがあって、教化委員は県下で約20名程度。自分はその委員の一人になっている。仰せつかって今年で3年目。組織に属すると、やりたいことと、できることはこれま

      • The 入院ライフ(脳梗塞&糖尿病)/番外篇:病院グルメランキング

        入院ライフで最も重要な楽しみの一つと言っても過言ではないのが病院食です。入院自体初めてなので入院目には、味も薄く、量も少なく、美味しくないんだろうな〜という自分の下馬評を覆す病院食の数々。 食事の時間は毎日、8時・12時・18時。配膳前にはお茶の配給。すると病室内がなんだかソワソワ的な雰囲気に。そりゃそう、みんなこの時間を待ち焦がれてるのだ。 食に関して、自分は大学卒業して出版社に入社し、15年在籍した中で、累計300種以上のグルメ本の編集に携わってきて取材・撮影のたびに

        • ひよっこ宮司の社務日誌 1)狛犬

          室町時代から続く神社を他界した父親の跡を継ぎ、神主をしています。神主歴は今年で7年目。ひよっこ目線と経験値の中ででちょっとづつ、神社のこと、日本のしきたりなど綴っていけたらと思います。 神社にお参りすると一対で置かれた狛犬を見かけます。神社境内には鳥居と並んで、狛犬は神社にとって一般的なものですね。石製のものを多く目にしますが、社殿内に置かれる木製や陶製のもの、また金属製のものなどがあります。神社の守護霊獣として境内に悪しきものが入らないようにみはる役割を果たしてます。

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