夜中の髪
朝の髪は跳ねまくっていて、しっちゃかめっちゃかだけれど
これから始まる1日にカーニバルのように踊っている
そこに、ドライヤーやらを電気的に加えて
やがて職業人としての髪に変わる
昼間の髪は見かけ整っていて、まあまあいいでしょう
とはいえ
仕事の重圧に1本1本が懸命に堪えてるっぽくて
夜の髪は、はいはいお疲れ様
シャンプーしてやれやれ
最後の、夜中の髪
あるじの意を汲んでいるかのごとく
マッタリしたいのだけれど、翌朝もカーニバルに参加しなくっちゃ
もう、どうしようもないくらい、グダグダ
そんな、夜中の髪が愛おしい
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