ねーさん

女性管理職の専門家&ビジネス書著者

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最近の記事

キラ色じゃなくたって、鈍色だっていい

光っていうのは。 様々な角度から当たってきて 時には交錯したり屈折したり いつもキラ色なばかりじゃない 表面に見えていることだけに捉われたら 真のことを見失うからね。 闇じゃないのなら、それは光に違いなくって 鈍色だってアリ いや、むしろ。 自分が、これぞ光だと、思えることが大事

    • 傷つけて辛い、じゃないよね

      「彼女を傷つけて辛い」 アイツが友人に、私のことそう言ってるって聞いた そう思うのなら、最初から約束しなきゃ良かったでしょ でもね。 約束して反故にしたんだから 本音がどうとか 理由付けとか もう、なんでもいい それよりも 私のことなんて、どうせすぐに忘れるでしょ だから 傷つけて辛い、じゃないよね。

      • 傷があるからこそ

        傷は、沈黙の言葉を持つ。 静かな海のように、時には荒れ狂い、 時には穏やかなまま、ただ存在する。 痛みが教えてくれるのは、 強さだけではない。 優しさも、耐え忍ぶ力も、 そして、許しの深さも。 一枚の布に染み込んだ涙のように、 目に見えなくとも、その痕は残る。 でも、それが私たちを形作る。 傷が癒える時、新しい肌が現れる。 それは過去を隠すのではなく、 新たな物語を紡ぐためのキャンバス。 だから、傷もまた、美しい。 それは成長の証、生きている証。 傷があるからこそ、前

        • 洗いざらい

          苦しいこと 悲しいこと 辛いこと やってらんないよね 正面から向きあわなくたって、いい いっそのこと 洗いざらい 全部流しちゃいましょ 洗いざらい 全部忘れてしまいましょ もうそれで 後に何も残ってなかったら またイチから始めれば、いい

          洗うが救い

          水が触れるたび、汚れだけでなく心の傷も洗い流されるのを感じる 重たい日々のすすを流すように、手を動かす 洗うことで、心の窓もクリアになる それは再生の儀式 一瞬一瞬が「再開」の準備を整えること 積もり積もったものが苦しくて仕方なくて手放せなくて それでも 清めへのいざないってきっとあるから 洗うが救い 時として水が冷たく感じることがあったとしても きっと、その冷たさが次第に温もりに変わり、心が癒されていく

          洗うが救い

          脱ぎ捨ててゆく

          靴を脱いでも、いいよ 素足が地面を感じて、のびーっと ウズウズとした解放感に、心も笑う 上着を脱いでも、いいよ 肩の重みも一緒に脱ぎ捨てて 解き放たれた自由を、風が優しく撫でる そして、ついでに 心に纏っているアレヤコレヤも たまには一掃しよう 不要な思い込み、過去のしがらみ 手放して、軽やかになれば 新しい風が吹き込む空間ができる 脱ぎ捨ててゆくことで、見つける自分自身 それぞれの一歩が、未来への確かな扉を開ける

          脱ぎ捨ててゆく

          去っていく人に、ただ一言だけ

          いつも側に居ると思っていた人とでも いつか必ず別れの日はくる それが唐突だったり 時間をかけて少しずつ遠のいていくだったり タイミングは様々 どうせ、居なくなるのならば 最初から出会わなければいいのに そういう人に限って どうしても出会ってしまうんだから ならば 去っていく人に、ただ一言だけ声をかけよう 君よ、さらば

          去っていく人に、ただ一言だけ

          逡巡を髪が感じ取る

          あなたはなぜ、私から去っていくの? 最初はなんかしら「いいね!」と 縁結びしてくれたこと、ホントありがたい その期待に 添えなかったのならば、申し訳ないです でもね だからと言って、一瞬で通り過ぎていったこと 結構ツライ そんな逡巡を 心で受け止めようとせずとも良くって 髪が感じ取る 辛かったら髪先を切ってしまおう また伸びてきたら 新たな出会いに喜べばいい

          逡巡を髪が感じ取る

          夜中の髪

          朝の髪は跳ねまくっていて、しっちゃかめっちゃかだけれど これから始まる1日にカーニバルのように踊っている そこに、ドライヤーやらを電気的に加えて やがて職業人としての髪に変わる 昼間の髪は見かけ整っていて、まあまあいいでしょう とはいえ 仕事の重圧に1本1本が懸命に堪えてるっぽくて 夜の髪は、はいはいお疲れ様 シャンプーしてやれやれ 最後の、夜中の髪 あるじの意を汲んでいるかのごとく マッタリしたいのだけれど、翌朝もカーニバルに参加しなくっちゃ もう、どうしようも

          髪・痛み・受容・未来

          髪が乱れ飛ぶそのとき 自分自身の中の戸惑いと苦しさが、まるで竜巻のよう 過去からのささやきが耳元で波紋を描く 何度も繰り返す後悔や失敗が、髪を通して感じる痛み でもね 静寂は必ず訪れる 新たな自己受容の始まりを告げて 1本ずつの髪が受け止め 確かな自己が未来への一歩へといざなっていく そして 風はまた吹き始めて、新たな物語を髪に紡ぎ出す

          髪・痛み・受容・未来

          髪に風 今の自分

          髪を風が撫でるとき、今の自分を感じる 風が運ぶのは過去と未来、その狭間に立って 過去の悔恨だったり辛いことだったり フラッシュバックしたとしても 髪に風が触れるたび、今の自分が息づく それは存在の確認 一瞬一瞬が「現在」に生きる証 完璧でなくたって揺らぎだって 1人ずつそれぞれの節があってよくって 戸惑いに晒されて 時として風が強くて髪が乱れることがあったとしても きっと、次に風が落ち着いたら自分を受け入れる そして きっと未来だって掛け替えない

          髪に風 今の自分

          ピアノを弾くように、指が踊る

          ピアノを弾くように、指を動かしてみると 黒鍵と白鍵の間で、悲しみと喜びが交差する 黒鍵だらけの毎日だったとしても、ピアノのなかでは白鍵よりも浮き立っているのだから 言い方を変えよう ピアノを弾くように、指が踊る それは人生のダンス 一瞬一瞬が”調べ”の中で生きること 美しくなくたってドロドロだって 1人ずつそれぞれの旋律があってよくって 唯一無二の奏では尊い 時として指が止まってしまうことがあったとしても きっと、次に気付いたら、ピアノを弾くように踊っている

          ピアノを弾くように、指が踊る

          指が動かない

          場にいるとき、時々感じること 「私、ちょっと違うのかも?」 いえね。 その場を作ってくれている人たちには なーーんにも非もないし むしろ、ありがたい気持ちもたくさん。 じゃあ、何が違和感なのかっていうと 経験したこと、何か書きたいなぁ 写真に撮っておきたいなぁ 想いが湧き上がってきても 手、じゃなくて、指が動かないんです それならそれで、仕方ないし 指の声に耳傾けてみたって、構わない やっぱり私、場違いなのかも ごめんなさい。 早々と立ち去ってしまっても

          指が動かない

          指のささやき

          指先が触れるものすべてに、言葉なき物語が宿る 細やかな震え、温もり、冷たさ それぞれが織りなす感覚の絵画 黄昏時の柔らかな光の中、薄紅色の空を指でなぞる 静かに流れる時間を、五本の筆が描き出す 優しさ、慰め、愛情を伝える力… 一つ一つの指に込められた無数の言葉たち 見えない糸で紡がれる、心と心の対話 指が紡ぐ旋律は、見えない色を持っているよね 悲しみを癒やし、喜びを分かち合い 人生の繊細なテクスチャーを、一瞬一瞬、感じ取る だからこそ、この小さな奇跡に耳を傾けてみよう

          指のささやき

          胸に秘めた調べ

          胸の奥深くに響く音色を色に例えるなら 青や緑、静かな海や大地のよう 穏やかで、時にダイナミックに 心の中に異なるメロディを奏でる 他の人の耳には、どんな音に聞こえるかな ラウドか、ソフトか、それとも聞こえないのかな どっちでもかまわない 大切なのは、自分の胸に秘めた独自の調べ それを大事にして、自分らしく生きていこう

          胸に秘めた調べ

          胸の内は爽やかでなくたって、いい。

          人に対して、できる限りにこやかに振る舞ったり、 いいね!と感じてもらえるように努めたり。 大切にしています。 一方で 胸の内には邪な感情が渦巻いていて、全然自信もなくて 恥ずかしいのだけれど、ドロドロ三昧だったりする でもね。 胸の内は、素の掛け値なしだから、爽やかでなくたって、いい。 物事に、絶対なことや完璧なことなんて何一つ存在しないし、 使い分けるとかじゃなくて、いろんな自分があって、いい。

          胸の内は爽やかでなくたって、いい。