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横浜マラソン2024 2:48:42

2024年10月27日(日)に開催された横浜マラソン2024に参加してきました。

今回のレースでは久々に自身の目標を100%達成できて満足しています。というか飛び跳ねるくらい嬉しい。こんな気持ちは久々、と言う感じ。何かのレースで優勝したのと同義。それくらい大きかった。なぜかと言えば初マラソンでサブエガをクリアしたからである(ドヤァアああ)。

目標:最低限サブスリー、最高でサブエガ。
結果:サブエガ達成 2:48:42

横浜マラソンはネットタイムが公式記録である(重要)

先週は東京レガシーハーフマラソンで何となくの立ち回りを把握。そして今回のフルマラソンへ繋げられた。

装備
キャップ:salomon
トップス:EMU SPEEDCLUBシングレット
タイツ:BIORACER アスレティック
カーフ:アクトレグ
ソックス:BIORACER
シューズ:NIKE アルファフライ3
サングラス:ALBAOPTICS DELTA

いつもの装備で練習通りに
今回の補給(カフェイン200は未使用)


作戦

コースマップ
基本平坦だが高速道路区間が難所


今回フルマラソンに向けてのペース設定が最大の懸念点。最低限サブスリー、最高サブエガではペースの幅がありすぎる。ランMAXさんのyoutube動画を参考に区間で理想のペーシングをchat gptと相談しながら決めていった。また補給区間もAIで決めた。

AIと相談しながら決めたペースのゴールタイムは2:48:30〜2:49:00だった。実際は2:48:42だっから狙いはほぼ完璧。凄いぜAI。

レース前
6:30みなとみらい到着。
着替えている時にチームメイトのQ様と合流。初マラソン前に緊張をほぐしてくれてとても助かった。ありがとう兄貴。

2人とも満足の走りが出来た

レース前のサプリメントでグリコのオキシドライブ7粒、ミトロングプレミアム4粒、アミノバイタル赤を接種。これもいつも通り。

会場を後にして2人で整列会場へ。

レース
0〜10km 39:33(3:57/km)

スタートでかなり出遅れたがその後挽回

いよいよスタート。
長い待機でまたもや尿意が緊急事態。純粋にやばい。空の1点を見つめながら長い開会式の話を聞き流す。号砲からBブロックはほぼ動かない。2分と少しして、ようやくスタートラインを通過。呑気にラミレスに手を振りながらゾロゾロとジョギングを開始。第一感想は・・・

レガシーハーフより圧倒的に走りづらい。

かなり厳しい。膀胱もヤバいし前方の人並みも凄い。なんとか道路の端っこを走って人の波をすり抜ける。声がけしながら走っていたつもりだが、前方のイヤホンしながら走っている人のエルボーが腹にズドンと入る。腹に力入れてたから大丈夫だったが、え?当たった?くらいの顔しててちょっとだけイラッとしちゃう😊

まぁ人混みだし掻き分けて前に行く俺も俺だし、お互い様か。そんな感じですぐに最初のトイレにピットイン。命より大切な人権は守られた。

ロストは1分ほど。すぐに走り始める。

さっき抜かした大集団に再合流。左へ行ったり真ん中へ行ったり試行錯誤。3kmほど掻き分けるが中々走れない。1番大変なのはスピードを出そうとしても一度ブレーキをかけて左右を確認して空いてるスペースにスッと入って前に行く作業。真っ直ぐ走れない練習してないのでめちゃくちゃ疲れる。

6km地点でQ様に追いついた。こちらから声をかけて元気をもらう。やはりチームメイトがいるのは心強い。6km通過ぐらいでようやく人がまばらになった印象で予定通りの3:55/km前後で安定して走れるようになってきた。

10km地点でスピードジェル×1補給

11km〜20km 38:41(3:52)

とにかく前を追う平坦区間

10kmを過ぎて少し前にサブスリーペーサー率いる大集団が見える。多分速度的に追いつけるから無理はせずに目標物として捉えて淡々と進む。

14km付近の補給所あたりでサブスリーペーサーに合流。特に休む必要もないので自分のペースを守ってサブスリー集団をパス。
グランフォンドジェル×1補給

サブスリー集団より前を走っていた集団も追い抜いて、やや宙ぶらりの状態で根岸駅付近に。そもそもBブロックから追いついてる時点で一緒に走れる集団は中々見つからない。

ここでラン仲間のとっしーさんに沿道から応援してもらい元気がさらに出る。ありがとうございます!

20km地点で折り返して勝負の首都高速道路区間へ。ここで沿道の方にBの1位だよーって声をかけてもらいやる気が出る。あとずーっと沿道の応援やボランティアの方々の声掛けやチアとか吹奏楽とかもうずっと元気もらってました。

すげー笑顔w

21〜30km 39:33(3:57/km)

高速道路はアップダウンの連続だが
道幅が広く傾斜がわからないのでリズムが掴みづらい

首都高速道路前の補給所21km地点。
アミノサウルス黒×1補給。

高速への坂は思ってたよりも急ではなかった。問題なくペースで登り、すぐに折り返す。ここまでずっと沿道の応援が途切れることなく沢山の元気を貰えた。本当にありがたい。

高速への登りすぐにUターンするとエリートの速い方とすれ違う。

またすぐに折り返すのかな?と思いきや次のUターンまで結構長くて、5kmほど走った26km付近で折り返し。やや登り基調でペースの維持が難しい。風は下道よりは強いが、ダメになるほどではない。前方のランナーを捉えていくが、登り基調なので先ほどみたいに分かりやすく距離が詰まらないので精神的にくるものがある。

Uターンをすると今度は下り貴重になるので心拍を落ち着かせながら前を目標にして追走するイメージ。前にはAブロックの人達が沢山いるおかげで単独走でも常にペースを維持できた。

31km〜40km 40:06(4:00/km)

37km以降ペースを上げるのが辛かった

この区間で前方にyoutuberのまからんさんを発見。丁度登り区間だったのもあるが、この集団だけペースが落ちていない様子。近づいているということはこちらの方が速いということ(進次郎構文)なのだけど、中々距離が詰まらない。割り切って良いペーサーに見立てて、しばらくこちらもペースを維持させてもらう。

登りが終わり集団に追いつく。ペースが少し合わないので下り区間で前に出る。30km地点の手元のタイム見て、サブエガがギリギリ狙えることはわかっていた。ただ30km以降、キロ4以下のペースが続けば・・・の話。

練習でも30km走までしかしていないので、ここからは未知の領域。30kmの壁というやつがいつ訪れるかわからないけど、ペースが合わないと感じたら自分で前を狙うしかない。

補給所で給水すると先ほどまで件の集団の先頭を走っていた男性が私の前に来た。意外と後がついてきてる?集団で行ける?と思いつつ、その男性はその後数キロで脱落してしまった。

高速道路ラストの区間へ。35km付近の最後の激坂がまじでつらい。これは動画で予習していたが予想以上だった。一気に4:40/kmまでペースが落ちる。もう歩いてるじゃんこれ・・・と思いながらなんとか腕を振る。めちゃくちゃキツいけど登りはこれが最後と信じて(フラグ)進む。折り返して高速道路区間を終えて下り。速度は3:55〜4:00/kmを維持。

下りで膝への負担が大きく脚のダメージが一気に来る。でも速度は落とさない。山下公園に続く道で沿道の方が「ここ10人くらいの集団頑張れー!」と応援をもらい、後ろに集団がついてきていることを知る。
ここで最後のカフェイン投入。アミノサウルス白×1補給。

38km付近で集団から抜け出したまからんさんがペースを上げて前に出る。は、、、、速い、、、、

多分ここにつかないとメンタル的に失速するし、サブエガ無理だなと思い、必死で喰らいつく。にしても沿道のまからんさんへの応援が凄いwこれは金魚の糞状態でファンの方々には「絵的にあの男邪魔じゃね?」になっていたと思う。

大変申し訳ないが必死に喰らいつく。沿道から「女子2位だよ!頑張れ!」「女の子頑張れ!」って言われるたびに、おっさんが後ろでツキイチでハァハァしてごめん。と思いながら走った。今回のレースで1番きつかったよ。

41〜42 7:53(3:56/km)

もう最後あんまり覚えてない

赤レンガ前の橋の微妙な坂とかハンマーヘッドをぐるりと回った先の橋の絶妙な坂とかが死ぬほど辛い。高速道路以上に辛い(フラグ回収)なにこれwww

ペースアップについていけず赤レンガ付近で千切られるもののなんとか自分の最低限のペースは維持する。手元を見ると3:50/kmくらいでてる。いやいや速いすぎるやろ。まだこんな出るんだ。

とっしーさんにまたもや最後も応援してもらいサプライズで元気が出る。ラストの橋に怒りを覚えながらも応援に後押しされてなんとか2:48:42でフィニッシュ。

ずっとラップを気にしている
あの遠くに見える橋がマジで鬼畜だった

レースの感想
レガシーハーフからのダメージが予想以上でこの1週間はほぼレストに当てていました。軽く調整しても身体が上手く動かなくて、どんな走りができるか不安でしたが、まさかここまで良い結果が出るとは思いませんでした(目標としては置いていたが)。

気温も高く、非常にハードでしたが補給所のアクエリアスや水は基本全てどちらかは摂るようにして、補給食も多めに摂取したのも功を奏したように思います。

振り返るとほぼイーブンペースで走れていたようで、トイレ休憩や最初の混雑があった中で上手くペースをコントロール出来たのは自信になりました。

次のレースは11.23の太田原マラソンです。良いトレーニングを積んで、また楽しんで走れるようにしていきたいと思います。

長文なのに読んでくれた稀有な皆様、ありがとうございます!ではまた次回!

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