【年収650万サラリー万の育休日記:序章】父親に”ならせていただく”ということ
はじめに
大学生の時、私は早々に人生を達観し、何者かになることを諦め、「将来の夢は幸せな家族を築くこと」とし、平凡な幸せと子供を育てることを人生の目標に立てた。大学4年間彼女なしだった私は、男として必要とされないのではないか、という不安もあったが、無事に26歳で結婚し、ありがたいことに29歳になるのとほとんど同時に第1子を授かった。
子供が誕生したとき、「父親になる」というよりは「父親にさせていただく」感覚になったことを痛烈に記憶している。
男性が父親になるためのプロセスと