雑用から抜け出せない自分

同い年の新人、鹿さんと働いてもうすぐ2ヶ月。
窓口の仕事もだいたい覚えて、確実に戦力になりつつある!

嬉しい限り。でもなんだか心が晴れないのはなぜだろう…

それは、きっと、彼女によって私のいたらなさが明らかになっているから…

どんな風にというと、営業時間前にそれは現れる

朝、お客様をお迎えするため掃除をしています。だいたいは机を拭いたり床をはいたり、定番の掃除です。

私は上司や先輩が掃除していたら、代わります!!といって掃除機やほうきを奪い、窓ふきをする先輩がいたら自分がかわって拭いて、次回からは自分が先に汚れに気づき、いや汚れる前に拭くぞ!という気持ちでいた。ATMの調整や硬貨の追加など、知的な労働ができないから私は掃除と言う肉体労働をします!
という猪突猛進…

鹿さんは、さすがバンビ。スマートである。
机を拭き、ATMを拭き、イスを拭く。時間になったら先輩と一緒に窓口の端末機を起動させて…

あれ、わたし
なんでまだ床掃除してるんだ??

そう、わたしという野犬は時間をみて掃除ができていない…
目の前の汚れが落ちきるまで、熱中してしまうのである…

そろそろ先輩なんだから知的労働してないとダメだろう!!

スマートに朝の掃除は時計を見ながら、そんな当たり前のことを気づかせてくれた鹿さんとの日常でありました。

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