アレルギーとのダンス
今日は息子のアレルギー検査の日。僕は仕事に没頭しつつも、心の片隅で彼の検査結果を気にかけていた。結果が良いことを祈りながら、キーボードを叩く手が少し震えていたかもしれない。
帰宅して、妻から結果を聞いた。消化管アレルギーの数値がほぼ正常値になったという。これは本当に嬉しいニュースだ。ただ、牛乳に関する食物アレルギーはまだ残っているらしい。しかし、その数値も少しずつ減っている。これは、克服への良い兆しではないかと、僕は内心で期待している。
次回の検査では、消化管アレルギーの子に多いとされる卵の白身のテストを行うそうだ。朝食に卵を食べて、その後病院へ直行するというプランだ。息子がこのテストも乗り切って、もう少しで何でも食べられる体になることを願っている。
アレルギーというのは、子どもにとっても親にとっても大変な試練だ。でも、こうして少しずつ前進していると思うと、なんとも言えない達成感がある。いつの日か、息子が大好きな食べ物を思い切り楽しめるようになる日を、僕は心待ちにしている。そしてその日が来たら、僕も一緒に美味しいものを食べるんだ。そんな未来を想像しながら、今日も家族での晩御飯を楽しんだ。