
【笑恥スペシャルおまけ】かぼちゃんの恋
今日で最後の【笑恥スペシャル】、お題は「高校生のかぼちゃんの恋💗」でございます。
笑ってゆるして🙏
※ この物語はほとんどフィクションです。登場する人物は実在しません。
かぼちゃんは、荒れ放題の中学校から公立トップ校に進学しました。
なぜその高校に進学したのかというと、「中学校と制服が全く同じだから」でした。
中学校に入るときに、「6年間着なさい」と大きすぎるセーラー服を買ってくださったのです。
おかげで中学校の入学式の日のかぼちゃんはロボットのようでした。制服の肩やらウエストやらでガッポリ詰めていたからです。
高校の入学式ではほぼピッタリサイズになっていました。母には先見の明があります。
さて、肝心の恋の話です。
かぼちゃんは高校2年生のとき、はじめて「男の子と付き合う」ということをしました。
「選択音楽」の時間に「アンサンブル」の課題がありました。数人のグループで曲も楽器も自由に選び、それぞれで練習をして発表をするのです。
かぼちゃんのグループには、「お父さんがプロの音楽家」というジンクンがいました。ジンクンが、「アンサンブルにちょうどいい曲の楽譜があるよ」と提案してくれたのが、チャイコフスキー「くるみ割り人形」の『金平糖の精の踊り』でした。
そこで、かぼちゃんとジンクンは、グロッケン(鉄琴)の二重奏をすることになりました。プロ用の楽譜ですからすごく難しいのです。毎朝二人で朝練です。
そのうち二人で練習するのが楽しくなってきてえらく上手になってしまい、ただの音楽の授業だというのに完璧な演奏をして、みんなに引かれました😆
そうして健全な男女交際が始まったというわけです。
かぼちゃんとジンクンの男女交際は、
①学校の最寄り駅までの行き帰りを一緒に歩く
②交換日記(夏休み中はロッカーで受け渡し)
以上です😊
そのうち「男女交際ごっこ」に二人とも飽きてきたのでした。
そういえば、「おじいさんとおばあさんになったら、またお茶でも飲もう」というのがお別れのことばでした。
次は高校3年生のとき。
かぼちゃんの片思いです。
同じクラスに、この世のものとは思えないようなイケメンのショウクンがいました。
かぼちゃんは授業中もドキドキしながら見惚れていました。
かぼちゃんは思い切って告白することにしました。
ある日の放課後、ショウクンがたまたま教室に残っていました。
かぼちゃんは「チャンス!」と思って「あのね」と話しかけました。
そして「スキです」と告白したのでした。
ショウクンは間髪入れず、「ごめんね。好きな人いるから」と言って去っていきました。
かぼちゃん、玉砕。初失恋。
翌日の朝、ショウクンは可愛い彼女と廊下でお話ししていました。
「昨日教室に残っていたのは彼女を待つためだったのか」とそのときに気がつきました😢
高校生のかぼちゃんのコイバナはおもしろくありませんでした🙏
すみません。おもしろくない話でした🙇♀️
これでスペシャルバージョン終了です。
次回は、新人教師時代の失敗を笑って許すことにします。
こりゃまた失敗だらけ~😱