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「雨ニモマケズde自己紹介」のご紹介part13♬

老若男女のみなさま方に、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」になぞらえて、自己紹介(またはご自分の大切な方の紹介)をしていただくというこの企画。
個性きらめくすべての作品に、日々感謝感激しております。
企画の発端はこちらでご紹介↓

全ての作品がおさめられたマガジンはこちら↓


今回はJinnさんの雨ニモマケズ『雨とともに』をご紹介します。
Jinnさんは、いとしく、時にかなしい世界を、人の心に寄り添うことばで表現される詩人でいらっしゃいます。

雨とともに
風とともに
雪にも夏の暑さにもとらわれぬ
丈夫なココロを持ち
欲を求め
身を捧げ怒り
いつも優しく笑っている

1日に粥2合と
卵と少しの野菜をいただき
あらゆることを
自分の勘定に入れて
よく見聞きし 分かり
そして忘れず

何処となくそこに在り
東に病気の子どもあれば
行って希望の唄を聴き
西に疲れた人あれば
行って絶望の唄を聴き
南に死にそうな人あれば
行って最期の唄を聴き
北に喧嘩や訴訟があれば
怖がらなくてもいいと言い

日照りのときにも奔走し
寒さの夏にも奔走して
みんなにヒトモドキと呼ばれ
うらやまれもせず
苦にもされず
そういうものに
私はなりたい

Jinnさん

そういうものに
私はなりたい

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」も「そういうものに 私はなりたい」で終わる詩です。
私は賢治の詩に描かれた「そういうもの」である人を尊敬しますが、「そういうものになりたい」と思っている人も同じように尊敬し、長く繋がっていられたら良いなぁと思います。

同じようにJinnさんの「雨とともに」に描かれている「そういうもの」である人と、死ぬまでに出会いたいと思いました。
そして私も、「雨とともに 風とともに」生きる、「そういうもの」になりたいと思いました。

Jinnさん、ありがとうございました!


「私の雨ニモマケズ」企画は細く長ーくダラダラと続けたいと思っています。
みなさまのご投稿を楽しみにお待ちしております♡

#私の雨ニモマケズ
のタグをつけて投稿してくださいませ😊

*  #私の雨ニモマケズ で検索をかけておりますので、「雨ニモマケズ」(「私の」がない)、「雨にも負けず」(ニモマケズと仮名遣いが違っている)など少しの違いで見落とすことがあります。
スミマセンが #私の雨ニモマケズ のタグでお願いいたします🙏


マガジンはこちら(みなさんの「雨ニモマケズ」をお読みいただけます)↓


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