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ノイズキャンセリングイヤホン
「ノイズキャンセリングイヤホンは役に立つよ」と長男に教えてもらいました。
ノイズキャンセリングというのは文字通り、「周囲のいらない雑音を消す機能」ということなのだそうですが、そんなことができるイヤホンがあるなんて知らなかった私はとても驚きました。
にぎやかな都会の雑踏を歩くときも、ざわざわした場所で何かに集中したいときも、それがあると随分ラクだとのこと。
そのうえ、他の人のイビキで眠れないときも使えるらしい。
で、私も去年買ったのですが、実はほとんど使っていません。
なぜかというと、私にはノイズキャンセリング機能が効いているのかどうかわからないのです。
何だかいつもと変わらない気がするのです。
それで長男に使ってみてもらいました。
結果、「しっかりきいてるやん。なかなか優れもんやんか」とのこと。
なぜ私には「ノイズキャンセリング機能」が効いているのかどうかわからないのでしょう?
なぜ長男にはわかるのに私にはわからないのでしょう?
もしかすると年とともに聴力が落ちて、ノイズ自体聞こえていないのかもしれません。
または私の耳は、自然にノイズキャンセリングされているのかもしれません。
常に「ノイズを聴かない耳」=「聴きたくないものは聴かない耳」になっているのかもしれません。
ということは、逆に普段からノイズが全部聞こえる人もいるということですね。
長男はノイズも全部聞こえるタイプなのかもしれません。
聴きたくないものまで聞こえてしまうのはしんどいですね😢
見たくないものまで見えてしまうのもしんどいし、
嗅ぎたくないものまで匂ってしまうのもしんどいし、
喋りたくないことまで口から出てしまうのもしんどいし、
知りたくないことまで知ってしまうのもしんどいし、
わかりたくないことまでわかってしまうのもしんどいし…。
年とともに衰えていくのは幸せなのかもしれない
年とともに聞こえなくなり、見えなくなり、いろんなことがわからなくなっていくことを実感するのですが、もしかするとこれは幸せなことなのかもしれない、と最近思います。
ですが一番幸せなのは、聴きたくないことは聴かず、見たくないものは見ず、知りたくないことは知ろうとせず、好きなもの、好きなことだけに囲まれて過ごすことでしょうかね。
そういうことができそうなのは、あと10年もなさそうです。
聴力や視力や認知能力が衰え切ってしまわないうちに、できるだけ幸せを満喫しておきたいものです。
といって心配性の私には難しい気もしますが、できるだけ幸せな気持ちでいられるような選択をして、過ごしていければ良いなぁと思う今日この頃…。