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謝罪の時代 ベスト5

「オレオ」のCM。
お母さんが「ごめん」ばかり言うので、子どもが「ごめんじゃないよ」と言う、あのCMです。

みなさんは一日に何回「ごめん」「すいません」を言っておられますか?

「ごめ~ん、ちょっとどいてや~😀」とか、
「すまんけど顔かして🤨」とかというときの、
笑顔、あるいは怖い顔の「ごめん」「すまん(すいません)」は除きます。

眉間にしわを寄せて、申し訳なさそうな顔で言うときの謝罪の「ごめん」「すいません」の話です。

何回謝罪しているのかな

今日、ドラッグストアで買い物をしたときのことです。

【レジにて】

QUOカードは使えますか?

店員さん
はい、使えます。


ではこれでお願いします。

店員さん
はい。
(ピピピ)
不足分は現金でお願いします。


そうなんですか。すいません、ちょっと待ってくださいね。
(財布から小銭を出そうとするが、肩が痛くてなかなかカバンを開けられない)
ごめんなさい、ごめんなさい。
(やっと財布を出せたが小銭が足りず、万札を出す)
ごめんなさい、万札しかなくて…。

店員さん
はい。
(ピピピ)
おつりとレシートです。
ありがとうございました!


どうも〜。
(購入したものをショッピングバッグに入れるのに手間どる)
すいません(店員さんに)
すいません(後ろに並んでいる人に)

何かでもらったQUOカードを使おうとしたことが間違いの元だったのかもしれません。
それにしても今、私は何回ごめん、すいませんと言ったのかしら?

帰り道、「謝罪」ということに心が巡ります。

歳をとるとできないことが増えて、謝る回数も増えてくるのかしら…

いや、違います。
年齢とともに謝ることが増えた、というのは違う気がします。

これまでの約60年間を思い返してみると、今よりもっと謝っていた時代が思い浮かんできます。

謝罪時代ベスト5

勝手に「私の謝罪時代ベスト(ワーストかな?)5」を選んでみました。

第5位 子ども時代

母が怒る前に先に謝るタイプの子でした。謝らなくてもよいときにまで謝っていました。
怒られるのが怖かったので、とても「いい子ちゃん」をしていました。

第4位 退職後

できないことが増えたり、動作が遅くなったりして、謝ることが増えました。

第3位 新人教師時代

失敗ばかりのあかんたれ教師でしたから、先輩や同僚の先生、保護者さん、そして生徒にもしょっちゅう謝っていました。

第2位 学年主任時代

他の方に仕事をお願いすることが苦手なので、「スイマセン」「ごめんなさい」を連発していました。

また、学年で困りごとが起きたときなど、謝り係として大活躍😅

第1位 子育て、仕事両立時代

これはもう、こっち向いて謝り、あっち向いて謝り、謝りまくり。

職場に謝り、園や学校に謝り、両親に謝り、子どもに謝り、バスの中で謝り、街で謝り、駅で謝り、病院で謝り、もう少しで首がもげるところでした🫠

現在進行形のパパママさんたち、今もそうなのではありませんか?
時代は変わったはずですが、まだまだ社会は子育て世代に優しくありませんよね😱

社会が優しくなれば、「ごめんなさい」ではなくて、「ありがとう」が増えるのですけどね。


現在のところ、やはり堂々の第1位は「子育て、仕事両立時代」!

けれども人生はまだ続きがあります。
これからは老いていくばかり。
ますます自分でできないことが増え、迷惑をかけることも増えそうです。

老後時代が堂々の第1位に輝かぬよう、今から「ありがとう」の練習をしておこうと思います。







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