謝罪の時代 ベスト5
「オレオ」のCM。
お母さんが「ごめん」ばかり言うので、子どもが「ごめんじゃないよ」と言う、あのCMです。
みなさんは一日に何回「ごめん」「すいません」を言っておられますか?
「ごめ~ん、ちょっとどいてや~😀」とか、
「すまんけど顔かして🤨」とかというときの、
笑顔、あるいは怖い顔の「ごめん」「すまん(すいません)」は除きます。
眉間にしわを寄せて、申し訳なさそうな顔で言うときの謝罪の「ごめん」「すいません」の話です。
何回謝罪しているのかな
今日、ドラッグストアで買い物をしたときのことです。
何かでもらったQUOカードを使おうとしたことが間違いの元だったのかもしれません。
それにしても今、私は何回ごめん、すいませんと言ったのかしら?
帰り道、「謝罪」ということに心が巡ります。
歳をとるとできないことが増えて、謝る回数も増えてくるのかしら…
いや、違います。
年齢とともに謝ることが増えた、というのは違う気がします。
これまでの約60年間を思い返してみると、今よりもっと謝っていた時代が思い浮かんできます。
謝罪時代ベスト5
勝手に「私の謝罪時代ベスト(ワーストかな?)5」を選んでみました。
第5位 子ども時代
母が怒る前に先に謝るタイプの子でした。謝らなくてもよいときにまで謝っていました。
怒られるのが怖かったので、とても「いい子ちゃん」をしていました。
第4位 退職後
できないことが増えたり、動作が遅くなったりして、謝ることが増えました。
第3位 新人教師時代
失敗ばかりのあかんたれ教師でしたから、先輩や同僚の先生、保護者さん、そして生徒にもしょっちゅう謝っていました。
第2位 学年主任時代
他の方に仕事をお願いすることが苦手なので、「スイマセン」「ごめんなさい」を連発していました。
また、学年で困りごとが起きたときなど、謝り係として大活躍😅
第1位 子育て、仕事両立時代
これはもう、こっち向いて謝り、あっち向いて謝り、謝りまくり。
職場に謝り、園や学校に謝り、両親に謝り、子どもに謝り、バスの中で謝り、街で謝り、駅で謝り、病院で謝り、もう少しで首がもげるところでした🫠
現在進行形のパパママさんたち、今もそうなのではありませんか?
時代は変わったはずですが、まだまだ社会は子育て世代に優しくありませんよね😱
社会が優しくなれば、「ごめんなさい」ではなくて、「ありがとう」が増えるのですけどね。
現在のところ、やはり堂々の第1位は「子育て、仕事両立時代」!
けれども人生はまだ続きがあります。
これからは老いていくばかり。
ますます自分でできないことが増え、迷惑をかけることも増えそうです。
老後時代が堂々の第1位に輝かぬよう、今から「ありがとう」の練習をしておこうと思います。