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「中秋の名月」は満月とは限らない

今日は旧暦の8月15日。
「中秋の名月」です。
「十五夜」ですね。

うさぎうさぎ
何みてはねる
十五夜お月さん
見てはねる

子どもが小さい頃、ひざに乗せてゆらゆらしながら、
何度も何度も繰り返し歌っていました。

「十五夜」のお月見には、すすき、月見団子、秋の虫の声、そして少しひんやりしてきた夜のそよ風が欠かせませんが、残念ながら今年は夜になっても真夏の暑さ。ぬるい風も吹きません😢

月見団子に冷たいお茶をそえましょうか。

「月では月見ができないから」と地球にやってきて月見バーガーを食べるかぐや姫のCM、あれ、おもしろいですね!

さて、「中秋の名月」が満月とは限らない、ということを
私は今年初めて知りました😆

「中秋の名月」というと、まんまるの月をイメージしますが、実は必ずしも「中秋の名月」が満月とは限りません。なぜなら、「満月の月齢」と「旧暦十五日の月齢」によるからです。「中秋の名月」は新月からの日数で決まりますが、満月は、太陽と地球と月の位置関係で決まります。そのため、ずれが生じるのです。

と言っても、ここ3年連続(2021年、2022年、2023年)は「中秋の名月」と満月の日が一致していました。そのため、中秋の名月はまんまるというイメージが定着しているかもしれません。しかし、今年(2024年)9月の満月は、「中秋の名月」の9月17日ではなく、翌日の9月18日になります。

この先しばらく満月と一致することがなく、次回一致するのは2030年9月12日と、6年も先になりそうです。

中秋の名月とは? 由来やお月見の楽しみかたを解説(季節・暮らしの話題 2024年09月15日) - 日本気象協会 tenki.jp


満月の日と少しずれるとはいえ、「ほぼ満月」の今夜、お月さまをゆっくり見上げてみましょうか。


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