【料理】懐かしい味?「焼き鯖そうめん」
両親が滋賀県湖北の出なので、「焼き鯖そうめん」は母の味です、と言いたいところですがそういうわけではありません。
なのですが、なぜか懐かしい味がします。
「焼き鯖そうめん」て何?
上記、農林水産省のHPから抜粋しますと
実家の両親が娘を思って、滋養豊富な保存食の「焼き鯖」を嫁ぎ先に贈る「5月見舞い」。
そんな風習があったのですね。良いですね~。
「焼き鯖」と「そうめん」を合わせて食べるようになったのは「戦後から」という説もあります。
私の母は「焼き鯖そうめんは昔から食べていた。おいしかった」と言っていたので、戦後すぐに一気に広まったのかもしれませんね。
現在は、長浜市の名物郷土料理として知られています、か?
知られていません、か…?
昨年の夏休み、家族で湖北に遊びに行って、長浜で「焼き鯖そうめん」を食べる計画をしていたのですが、台風のため中止。
家族みんなが「焼き鯖そうめん」を食べる口になってしまっていたので、作り方をネットで検索して家で作ってみました。
そうしたらみんなが「こりゃうまいわ!」と言ってくれたので、「焼き鯖記念日」(なんのこっちゃ!)
それからしばらく作っていなかったのですが、先日家人が「焼き鯖そうめん食べたいな」と言うので、今晩のおかずが思い浮かばなかった私は「よっしゃ」と乗っかることにしました。
サバの臭みがそうめんに移るんじゃ?と思われるでしょう?
不思議なことに全く臭みを感じません。
濃い目の甘辛い味で、ご飯のおかずにピッタリ!
焼き鯖そうめんの作り方
簡単においしくできるレシピをご紹介しますね!
材料(2人分)
塩サバ(2切れ)
そうめん(100g)
薬味ネギ(適量)
しょうが(1片)
水(50㏄)
酒(50㏄)
しょうゆ(大さじ2)
みりん(大さじ2)
砂糖(大さじ1)
作り方
塩サバをこんがり焼く。
そうめんは固めにゆでて、流水で洗い、ざるにあげる。
ネギは小口切り
しょうがは皮つきのまま2枚ほど薄切り。残りは皮をむいて細切り。
鍋に、水・酒・しょうゆ・みりん・砂糖・薄切りのしょうがを入れて煮立て、焼いた塩サバを入れ、煮汁をかけながら5分ほど煮て別皿に取り出す。ショウガも出しておく。
残った煮汁にそうめんをいれ、1分ほど煮て火を止める。
器にそうめんを盛りつけ、サバをのせ、ネギと細切りのショウガを散らす。
できあがり!