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ママのメンタル

私自身は「不登校」に偏見はないと思っていた。
社会に広がりつつある選択肢の一つ。
ニュースやサイト、書籍で情報に触れるたび
もしうちもそうなったら仕方のないことだと思ってた。

いざ、自分の子供に悲壮感たっぷりに告白されると
涙が溢れて止まらなかった。
小さい体で、精一杯我慢してたんだなって
自分を責める気持ちにしかならなかった。
「ごめんね」しか出てこない、
日々罪悪感に押しつぶされそうになる。

夫は「小さい頃の学校や習い事なんて泣こうが吐こうが
無理やり行かされてた。自分はそれに感謝してる」と。
あなたはね。

じゃあ連れて行ってよ。
私は無理よ。付き添いも登校も無理よ。
なんで嫌なとこに無理に連れて行って
一緒に嫌な気持ちになんなきゃいけないのよ。
周りも巻き込んで、誰得よ。腹が立つ。

初めの1ヶ月はまぁ情緒不安定で、
とっても怒って、よく泣いた。
先行き不透明なことへの漠然とした不安に蝕まれる。

でも、たくさんの人に言われて、たくさんの本やサイトに
励まされて気づく、

「お母さんの笑顔」の大切さ。

あぁ、これは私の人生だった。
思い出せ、私は「不登校」肯定派だったじゃないか!!

今の私たち必要なのは情報だ。やれることをやろう。
息子の居場所になるところ。
パパが安心できる子供の自立の道。
私は心からやりたいことを探してみよう。

一度、校外学習に行くと言っていた息子が
当日バスに乗る直前に「行かない」と言い出した時
メンタル崩壊、号泣してしまった。

行くって言ったじゃん
お弁当も一緒に作って、準備したのに、
楽しそうにレクの予習してたのに
1人時間ができるはずだったのに
(最後の淡い期待が裏切られたのが最大の原因)

期待しないこと。他人にはいくらでもできるのに、
家族には期待しまくりな私。甘えすぎたと反省。

知人は「もしそうでも、とにかく毎日連れて行く」という人もいる。
あなたはね。
「うちでは受け入れてあげられないと思うから、すごいことだと思う」
あなたはね。

いいのよ、みんな違うんだから。
みんなちがって、みんないいのよね。みすゞ先生。
学校に行かない、情緒的な背景も物理的経済的な環境もみんな違うの。
学校に行く行かない、
ではなく、
子供の困りごとに、親の困りごとに
一つ一つ対応して行くことが解決への近道なのかなと、最近思った。
それぞれの事情に沿った関わりができる社会になるといいな。

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