進化は学校の教室から
Hola!!
最近子どもたちに「ココは学校の教室ではないよ」ということを伝えています!
この言葉を伝えたキッカケは、子どもたちが“受け身”の状態だと感じたことからでした!
ある平日のトレーニングの日に、子どもたちが与えられたメニューをこなし、その場にいれば良いという“事なかれ主義”のような感覚になっていると感じました!
#それがまるで学校の教室のように感じました
「サッカーは自分を表現するスポーツだから感情をさらけ出して良いし、みんなとコーチは対等な関係だから思ったこと(意見)は言っていい」と伝えました!
もっと、「試合に勝ちたい」や「上手くなりたい」という感情をぶつけていい!
練習に参加すれば上手くなるというわけではないし、サッカーは何のために、誰のためにサッカーをしているのか?!
#サッカーが好きだから
#サッカーをするのは自分自身
ただし、子どもたちが自分を表現し意見を口にするには《安心・安全な環境作り》が必要です!
#大人の関わり方が大切
また、本来は“学校の教室”と“サッカーの練習”が別になるのではなく、通ずるものがなければサッカーの発展もしにくいと思います!
そして、何よりも子どもたちは社会に出る準備をしなければなりません!
現代社会も、これから訪れる社会も“自分で考えて行動すること”や“自分で決めて進んだ道を正解にする力”が必要になります!
子どもたちが社会に出る近い将来を見据えると、サッカークラブは社会を生き抜く力を身につける人材育成の場所としても機能すると感じています!
#サッカーは人生の縮図である
しかし、学校の教室で行われていることが、子どもたちの人格が形成されていく過程でとても大きな影響を与えています!
日本サッカーの発展や、現代社会を生き抜いていく人材を育成するために、『進化は“学校の教室”から』だと感じています!
ということで、「現代版寺子屋」を運営していますが、その中で子どもたちと関わりながら感じることがあります!
特にフィンランドの教育を勉強していますが、是非参考に読んでみてください!
【“人と比べない”精神が、世界一、頭のいい子を育てる】
私たちはなぜ勉強をするのでしょう?
フィンランドの教育が世界的に注目されています。
過去3度行われた、経済協力開発機構は15歳の子どもを対象にした学習到達度調査で、3度ともトップクラスの結果を出したためです。
そこで、世界一優秀な子どもの秘密を探ろうと、現地の保育園、小学校を視察しました。
日本の皆さんはさぞや競争が激しいのだろうと思われるでしょう。
私が視察をした教育現場には、テストによる競争等はありませんでした。
人々は、そこに教育の価値を見出してはいないのです。
『大人として独立し、社会で賢く生きる「頭脳」と「精神」を持たせる事』が全てであり、そのための方法は無限にある、これがフィンランド人の教育理念です。
家庭、学校、森、街、生活のあらゆる場面が子どもたちの学習の場です。
親も先生も強制的に何かを教えたりしません。
子どもの学びを脇からサポートし続けるのです。
フィンランド教育をコピーしても同じ結果になるとは限りません。
見習うべきは「教育によって子どもに何を身に付けさせたいのか」を考える態度なのです。
サッカーも教育も、他国からしっかり学び進化させていくことが必要だと感じています!
他国が良い、日本がダメということではなく、知識として知った上で選択をすることは大切です!
視野も心も広げて人生を豊かに!!
みんなで一緒に学び成長していきましょう!!!
それでは、Hasta luego-!!