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育成年代の目的は今勝つこと?

Hola!!


今はfootballistaという本を読んで勉強しています!


テーマは【トレーニング×学問化】です!


まだ読んでいる途中ですが、“学問化”という言葉の通りサッカーのトレーニングには理論がたくさんあり、そして時代と共に変化・進化していることが分かります!


スペインのサッカーを勉強していて、「日本のサッカーは30年~40年遅れている」と聞きました!


それはこのfootballistaにも出てきていますが、ヨーロッパで「陸上など個人種目のトレーニングメソッド」を採用していたのは1990年代以前ということ!


そして「構造化トレーニング」が導入されたのが1990年代ということで、今から30年前ということになります!


果たして【日本の現在地】はいかに?!


“個人種目のトレーニングメソッド”は今もなお行われているように感じますし、、、もっと言うとそもそも“理論に基づいてトレーニングが行われているのか”という根本的な部分にも疑問があります!


指導者は“自分が経験してきたこと”に基づいてトレーニングをしていないでしょうか?


<サッカーの構造>を知り、<トレーニング理論>を知り、<子どもの特性>や<子どもの成長・発達>について学んでいる指導者はどれくらいいるでしょうか?


僕自身も偉そうなことは言えないのが現状ですが。。。。というのも、日本のサッカー指導者ライセンスを取得したり、日本でサッカー経験があるだけでは“知る”ことが出来ない現状があると感じています!


今は自ら動けば情報はたくさんあるし、学ぶことが出来る環境ではありますが、どの情報にアクセスするべきなのかも分からない場合も多いと思います!


さらに、小学生低学年からの県大会や全国大会があることで、多くの人が“目の前の結果”に注目してしまいます!


しかし、育成年代の本来の目的は『今勝つことではなく、5年後・10年後に成果を出すこと』だと考えます!


そこを踏まえて今のトレーニングを設計し、試合での取り組みをすることが育成年代では必要なことではないでしょうか?!


運動学習理論によると、最初はブロックトレーニング、同じことを繰り返した方が運動学習は早いが、後にスキルABCをランダムに繰り返すランダム学習の方が学習パフォーマンスにおいて逆転しますよ、という運動学習の基礎知識は知っておいた方がよい!


ドリブルだけに特化するよりも総合的にトレーニングをしておいた方が、後に逆転をするということを知っておくこと!


さらにサッカーだけをするのではなく、他のスポーツをすることも大切だということ!


理論がすべてではないですが、知っておく必要があると思いますし、自分の経験だけで指導をしているのであれば絶対に知っておいた方が良いのは間違いありません!


僕自身もまだまだ勉強が足りないので、子どもたちのために、日本サッカーの発展のために一緒に学び成長していきましょう!




それでは、Hasta luego-!!

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奥田智/楽しいサッカー普及隊長
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