「上手くなるノウハウ」よりももっともっと大切なこと
Hola!!
サカママ・サカパパの皆さん、子どもと関わるすべての皆さん、おはようございます!
今回はカタールワールドカップで世界王者に輝いたアルゼンチンでサッカーを学ばれた河内一馬さんの『競争闘争理論』という本の一部を抜粋してご紹介させて頂きます!
『サッカーが上手くなるため』、そして『サッカーで幸せになるため』に、この事実は絶対に知っておいてほしいと思います!!
日本でサッカーをする子供たちに与えられている練習量は、1年間における日数の観点から見ても、1日における時間の観点から見ても、異常である。
(親が)自分と、子どもを“納得させるため”に《量》を求め、やがてそれが過度になる!
しかし、サッカーにおいて「これだけやったのだから…」と自己を納得させることによる自信は、いとも簡単に崩れ去る!
「《量》をこなしても結果が出ない」これは一体なぜなのか?!
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この『大人になってから学ぶサッカーの本質とは』というコラムでも同じ本を紹介されていて、共感しかありませんでしたので是非ご覧になってください!
もうこの文章にすべてが詰まっていると言っても良いのかもしれませんが、、、
僕自身も各年代のトレセンに選ばれスパルタ指導を経験し全国大会でも準優勝し、“日本の育成年代サッカーのど真ん中”を通ってきましましたが、本当に同じことを感じています!
「全国大会のために!今は苦しいけど、これに耐えて最後までやり切るぞ!」
「自分たちを信じて最後まで走るぞ!」
なんて言いながら、ただただ与えられた目の前の課題(ダッシュやインターバル走、1vs1など)に一生懸命取り組んでいた時期が僕にもありました!
今思うとサッカーを知らなさ過ぎたと本当に思います!
そしてそういった環境に身を置いた結果、どうなったか?
こういった取り組みや、こういった考えに基づいた育成年代サッカーの環境は日本中で何度も繰り返されてきたので、検証し改善をしなければいけないと思います!
そのためには、まず“知ること”が大事で、また、既に経験をした人がしっかりと伝えることが必要だと思います!
しかもそれは、プロサッカー選手になったという成功事例だけでなく、プロになれなかった人や、サッカーを途中で辞めてしまったという人の経験も含めてです!
また、サッカー先進国ではどのような取り組みがされているのかも参考にするべきだと思います!
そして本当に知るべきは“最先端の戦術やトレーニング方法”ではなく、もっともっと根っこの部分の“サッカーとはなにか”や“何のためにサッカーがあるのか”だと僕は思います!
さらにサッカーだけではなく、教育や社会に文化などサッカーの背景にあることにも目を向ける必要があります!
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サッカーに関わる方は是非1度『競争闘争理論』を読んでみてください!
僕はこの本は何度も何度も読みかえし、サッカーに関わるすべての方に知ってほしい内容だったので、パワーポイントで自分なりに資料を作ってみました!
てんてんフットボールコミュニティの朝活ではその内容もお伝えしたいと思っています!
(このオンラインサッカー勉強会はとっても価値があると自負しております!!)
【サッカーというスポーツとはどのようなスポーツなのか?】
サッカーを始めてから早い段階で、ここをしっかりと理解しておけば、その後のサッカーとの関わり方や取り組みが大きく変わると思います!
「競争」と捉えるか「闘争」と捉えるか。。。
「量」が大事と考えるか「質」「バランス」「時期」が大事と考えるか。。
「頑張る」「やり切る」と考えるか「楽しむ」「選択する」と考えるか。。
「苦しいことに耐える」と考えるか「楽しんで夢中になる」と考えるか。。
「我慢する」「耐える」と考えるか「表現する」「解放する」と考えるか。。
などなど、、<日本サッカーの当たり前>として今まで取り組んできたことを改めて振り返り、一緒に検証と改善していきましょう!
それではHasta luego--!!
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