サッカーとは何か?~中野吉之伴さんの講座を聞いて感じたこと~
Hola!!
昨日は中野吉之伴さんのトレーニング見学と講習会に参加させて頂きました!
中野さんは『ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする』という本を出版されていて、僕は何回も何回も読んで勉強させてもらっています!
今回はトレーニングの見学もさせて頂きましたが、《サッカーをプレーする環境設定》について書いていきたいと思います!
皆さんにとって「サッカーとは(スポーツとは)何でしょうか?」
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「あなたは(お子さんは)何のためにサッカーをやっているのでしょうか?」
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ドイツでは、、
どんなトレーニングメニューをやっているのか?
週末はどのような形で試合をしているのか?
どのような環境でサッカーをしているのか?
クラブはどのように運営をしているのか?
コーチはどれくらい給料をもらっているのか?
こういったこともとても勉強になりましたが、
僕たちが1番考えたいのは『サッカーとは何なのか?』と『サッカーを何のためにやっているのか?』という原点の部分だと感じました!
サッカーは遊びであり、心身の健康増進のために行うスポーツ(楽しみ)であるということ!
「そんなことは分かっているよ」と言われてしまうかもしれませんが、、、
サッカーを始めた子がチームに入ると、いつの間にか「試合に勝つために」「上手くなるために」「トレセンに入るために」「全国大会に出るために」「プロになるために」と“遊び”や“楽しさ”からかけ離れたところに向かっていることも少なくないと思います!
僕自身も小中学生時代は“遊び”や“楽しさ”だけでサッカーをしてましたが、トレセンに選ばれ、海外遠征に行き、飛び級でユースの全国大会にも出場していました!
しかし、高校サッカー部でサッカーを始めてからは「全国大会に出るために」という名目で“遊び”や“楽しさ”からかけ離れたところへ向かっていました!
日本ではサッカー(スポーツ)と言えば、どうしても“気合いや根性”や“忍耐”に“礼儀作法”が1番に考えられてしまいます!
この前提を(原点を)少しずつ、少しずつでも書き換えていくことが重要だと感じています!
サッカーを始めたばかりの子が、サッカーをどのように捉え、どのような環境でサッカーをプレーするのか!
この小さな積み重ねこそが大切なんだと思います!
そしてこの小さな積み重ねが10年・20年・50年・100年と続いた先に、本当の意味での日本サッカーの発展があり、サッカー文化が根付いていくんだと思います!
もちろん、トップレベルの選手を育成する組織も同時進行で行う必要がありますが、子どもに限らずサッカーに関わる人を増やす《裾野を広げること》の活動は今の日本サッカーに求められていることではないかと感じています!
だからこそ、サッカー少年の保護者の皆さんや、ボランティアコーチの皆さんがサッカーの原点(基礎)を学び、そして人と人とが繋がることで、子どもたちがサッカーを楽しめる環境を創ることに繋がります!
「うちの子はサッカーを真剣にしないけど大丈夫なの?」
「コーチの言うことを聞いてくれないけど大丈夫なの?」
「コーチとして、親として子どもに何を教えればいいの?」
などなど、、、一見小さなお悩みに感じられるかもしれませんが、サッカーを始めたての時期に、お子さんがサッカーをどのように捉え、どのような環境でサッカーをするのかは、将来においてとってもとっても大切なことだと思います!
サッカーが大好きで夢中になってボールを追いかけることが、心身の健康に繋がり、サッカーで得られた経験や仲間と一緒に人生を幸せにするのです!
そして好きを突き詰めていけたその先に繋がるのが、プロサッカー選手だと思いますが、「プロサッカー選手になること」が目的や目標にしてはいけません!
「プロサッカー選手になること」は人生を豊かにするための1つの手段です!
「プロサッカー選手になること」や「全国大会に出ること」が目的・目標になってしまうと、そこで燃え尽きてしまうことに繋がりますし、もしダメだった場合のショックも大きく、サッカーを辞めてしまう原因の1つにもなります!
改めて、サッカーとは何か?
1度立ち止まって考えてみましょう!!
そしてサッカーをみんなで楽しみましょう♫
良かったらこちらもお願いします!
それではHasta luego--!!