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【備蓄】1万円のりんごオーなーになって未来を妄想する

3月中頃の事である。
今年は何かと長く感じる。
なぜなら世界中でウイルス問題をきっかけに、
世界的に食料が品切れの情報を目にするようになった。

経済が動かない事で、様々な物流が麻痺するとは考えたことがなかった。
当たり前に手に入る時代に生まれ育ってきた50代である。(笑)

小さなウイルスで経済が動かなくなる事など思いもしないで暮らしていた。
日本以外の情報はある意味見本にもなる。
なぜならこれから起ころうとする出来事は他人事ではないからだ…

その頃、日本では
それほど騒がれてもいなかった。
しかし、ここは島国の日本である。
全く影響を受けないわけもない…

そのもしもについて考える時間が多かったのも言うまでもない。
漠然とした未来予想は誰にでも出来るのではないだろうか?
ほんの少しだけ未来を考える時間さえあれば
今起きていることから、
どうなるのか?を…時を早送りできなくもない。(笑)

もしもは必ず起きるとは言えない。
しかし、そのもしもに備えることは
心の奥底の不安を和らげる。
だから、様々な準備を始めた3月の中頃である。

もちろんマスクを始め医薬品や食料の備蓄である。
ゆっくりとその予測は計画的であるかのように進行して行った。
思ったよりも遅かったが…(笑)

そしてその備蓄や食料はもっと先への不安につながった。
この先、これまで通りに戻るのか?
私の答えはもとに戻るのは、「もっと先になるだろう」と予測する。

それが当たるか?当たらないなどは
どうでも良いことである。
大切なのは、心によぎる不安の穴を埋めることである。

未来の備蓄には畑で
多少でもと穀物をと考え小さなスペースを借りました。
(ジャガイモ・とうもろこし・その他)
素人の手入れで食べられるものが出来上がるかどうか不安もよぎる。

そこで、次に考えたのが
“りんご1万円オーナー”である。

過去に山菜採りにでかけた際に
別のイベントがあった。

さつまいもの苗や
かぼちゃの苗のオーナーになったことがある。

秋になると箱でたくさんの作物が届き
親戚や近所に配った記憶が蘇ったのだ!
私の中でこれだ!と
検索するとりんごが4月から募集しているとの情報を見つけた。

仲良しの妹と話し合い
もしもに備えることにした。
その、もしもがなくても配れるものでもある。

私は7人姉妹である。
仲良しの2番目の妹は残り5人の妹家族や
職場の仲間に、もしもを考え申し込みをした。
名古屋チームである。(笑)

私は関西チームである。(笑)
もしもが、あっても無くても林檎っていいじゃない!ワンコ仲間に配ればいいし!と、
妹と一緒に申し込みをそれぞれしたのは、4月初めである。(笑)

昨日5月19日
岐阜で地震が頻発した。
震度4を始め震度1が何度もある中、地図を見て、とあることを思い出した。

そう。すっかり忘れていた地域である。
リンゴ農園は安曇野なのです。
岐阜も大きな地域なのだけど安曇野は隣である。
私のリンゴさんもさぞかしびっくりしただろうに…。

すると、農園からのメールが届いていた。
今年は雪が少なかったとありました。
そして、りんごの木は花が無事に咲いて
ミツバチの受粉も無事に終わりました。との報告メールを読みました。

なぜか心がほっこりする。
その理由は私のリンゴ達への愛着である。
本当にそれは愛着だろうか?
1万円分の元を取ろうとする欲なのかもしれない。(笑)

1万円分のリンゴは50個〜75個の保証があるらしい。
甘いりんごになるのか?傷がついてしまったものになるのか?
大きさや数よりも、どう育つのかが楽しみでもある。

これから日差しの強い夏がやってくる。
暑さや強い雨に耐え、
秋には台風シーズンがやってくる。

どんなリンゴになったとしても
今年を象徴する実になることは明らかである。
それを食すことをイメージしつつ備蓄にも繋がるのである。
心の不安は放置していれば消えるものではない。
それに気づいてどうするかである。
そう思うと、やはりこうなるよね〜(笑)

      メンタルを考える 田中千栄子

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