5月2日(横浜スタジアム)18時開始予定のDeNA4回戦のみどころ
予告先発は広島が床田、DeNAがガゼルマン。
Gといえばジャイアンツ、だけじゃない。
5月19日から3日間開催されるG7広島サミット。米国バイデン大統領ら自由主義の7カ国首脳が広島に集う。喫緊の課題はウクライナ支援と、もはやデーモンの域に達したプーチンをどうするか?だろう。
サミット主会場の元宇品(広島市南区にある宇品島、島だが1本だけ橋があり陸続き)はもちろんのこと、JR広島駅や中心地の有名宿泊施設、平和記念公園などには警官や警備員が100~200メートルおきに配置されていたりする。
プーチンがウクライナ侵攻を始める直前、日本のメディアは何をやってたか?特にNHK。連日、北京冬季五輪中継三昧で視聴率獲得に躍起になっていた。
欧州や豪州などのメディアはすでに年末から記者をウクライナ防衛の最前線に送り込んで、迫りくる危機を前に刻々と緊張感を高めるニュースを報じていた。
日本の平和ボケは否定できまい。国際紛争はいつ、どこで起こるかわからない。「まさか」は通用しない。
ひろスポ!という広島発、田辺一球個人ネット媒体は、おそらく国内のどのメディアよりも早く、プーチンの蛮行を見抜いていた?
ウクライナ侵攻は2月24日。その3日前にアップされたものだ。
世の中を渡り歩いていくためには「洞察」が必要になる。相手の動きなどからその先を予想する。長いシーズンを戦う選手や監督も一緒?だ。
栗林が離脱したからといって「まさか」とは言わない。十分に予想されたこと。大事なのはどれぐらい対処の準備ができているか…
しかもチームはサミット開催により5月5・6・7日の阪神戦のあと中日、巨人、DeNA、阪神を相手に2週間の遠征に出る。ハードなスケジュールを抹消された栗林に代わる暫定守護神たちで戦っていく。どんな結果が待っているだろうか?
きょうからのDeNA3連戦はナイトゲーム、デー、デー。(移動日なしでマツダスタジアムに戻って阪神戦)
DeNAは7連勝中で、開幕4連敗のあとは19試合でたった3回しか負けていない。
さらに7連勝中で先発に勝ちがついたのはきょう投げるガゼルマンと今永と、すでに3勝、防御率0・64(第2位)の東だけ。三嶋に3つも勝ちがついている。
その連勝の起点になったのが4月23日のマツダスタジアム。玉村と東の両先発で始まり七回にライアンのソロ(エスコバーから)などで3対2と逆転したのに、八回にはターリーが佐野に同点ソロを許し、九回には栗林が代打楠本に勝ち越し適時打された。
ガゼルマンとは初対戦で打線がどれだけ得点できるかは?だが、床田はなるべく長い回を投げて試合を作る必要がある。
栗林で負けたこの試合の前日、22日にはDeNA打線を7回90球5安打で無得点に封じた。現在、・444で打率トップの宮崎も左飛、三ゴロ、三ゴロ併殺打。牧もニゴロと三振2つ。
床田はその後、ローテ再編により休養十分できょうを迎える。DeNA打線は本拠地10連勝を狙って左腕を必死で攻略しにくる。注目の一戦になりそうだ。