落語本番でもご機嫌さん状態だった
今回、落語発表会までの稽古中から発表会まで、TA商事様の企画で自律神経の計測しました。文華師匠と塾生のみなさんが対象で、発表会当日はご来場のお客様にも計測のご協力をいただきました。
文華師匠、塾生は発表会本番前と終演後に計測しました。TA商事の担当者さんによると、興味深いデータがとれたそうです。特に文華師匠の計測値は落語を演じるそのものにとてつもなく自律神経を整える作用がみられた。
ぼくは、本番前でも終演後でも極端に変わらず【ご機嫌さん状態】であったそうです。本番前、緊張すると言っていたのですが、僕は嘘をついていることを測定器が示していました。
いずれにしても落語はご機嫌さんにする作用が測定器によって示されています。
【ご機嫌さん状態】でいることはまわりの人をご機嫌にしていく作用があることを測定の結果によって理解しました。月1回集まって稽古することは、ご機嫌さん状態をつくり、その状態で家にもどり、仕事をし、人に接することで、ご機嫌さんの影響を与えることになるのではと考えました。
いかにご機嫌さんな状態を創れるかが、コロナ禍以降の過ごし方におけるヒントが落語に秘められていると云えるかもしれません。
落語は本当に勉強になります。落語のうんちくや、登場人物の感情や心理、歴史背景、舞台装置、長く続いているロジック、寄席にいるだけでご機嫌さん状態となる作用がある装置。魅力たっぷりな落語にふれるとさらにご機嫌さんになっていきます。人生の良循環を創るのに落語は本当に良いコンテンツだと考えています。
これからも落語の発信していき、ご購読のみなさまと【ご機嫌さん状態】を味わっていければと思う今日このごろです。
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