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スポーツメンタルコーチと落語

スポーツメンタルコーチをされている方とオンライン対話をしました。

メンタルコーチの肝は言語化することだとうかがった。

身体の動きをコマ割りにして、そのときどきの起こっていること、身体の位置や感情、エネルギーなどの状態を言語化していくそうです。

コマごとに言語化していくと、良いとき、そうでないときの差異が見えだし、課題がわかり、課題を解消し、良い状態へ持っていくプロセス。

スポーツの世界と落語は似ているなと思いました。ぼくは落語を紙芝居のコマをイメージし、コマの中で起こっていることを言語化して伝える感じでいます。言語化していくと、見えてないおもしろさに出合うことがあります。

また、コマの絵のイメージを変えると、違った景色となり、その景色を言語化していくと、当初と違ったおもしろさになっていくように思うのです。

そして、おもしろい理屈を自分なりに言語化しておくとも大切なことだと思います。おもしろいだけに留めずに、理屈になるまで掘り下げてみることでおもしろいの感度が上がり、センスが養われると考えています。

天狗さしの稽古をしていて、台本の内容を少し変えた。コマをイメージを変えたら、内容がおもしろいと思えたのです。実際ウケるかどうかはわかりませんが。。

スポーツメンタルコーチの方とは、セッションの技術を一緒に学んでいます。

スポーツメンタルコーチと落語とセッションの技術にある共通点を話し込み、大盛り上がりした対話となりました。

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いっきょう_木本 努@落語×人生キャリア開発
もし刺さる根多でしたら、木戸銭歓迎です。寄席代にして、さらなる刺さる根多を仕入れてきます。