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肉体と精神

肉体年齢があって、精神年齢がある。歳の割に若く見えますと、世辞を言われたりもする。肉体年齢と精神年齢は必ずしも合致しない。と同時に、肉体死と精神死もイコールではない。人間の肉体の寿命は現在100年程度に設定されている。では精神の寿命は何年くらいだろうか?精神とは、気持ちの持ち様だから、気が若いと老いる必要もない。つまり、精神は不老不死でもいいのである。老いや死は、肉体のみの出来事なのであり、精神とは関係がない。鏡に映る自分の容姿を見て、「年取ったなぁ」と言ったその瞬間歳を取るのである。つまり、鏡を見なければ、年は取らないし、年取ったと言わなければ、老いる可能性もゼロである。自分の精神が何を思うかで、精神の世界は決まるからである。


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