ニンニクは胃腸に厳しい
「ニンニクは健康に良い」と言う人が居る。
一概にそうとは言えない。
世の中には胃腸の弱い人も居ます。彼らにとってニンニクの強過ぎる刺激は胃腸の粘膜を確実にキズつけます。
試しに生のニンニクを噛ってみたら良い。余りにも辛くて食べられた物では有りません。
生の玉ネギや生のショウガは、ニンニクに比べたら、平気で行けます。
つまりニンニクは、其れだけ胃腸の粘膜に負担をかけ得るのです。
だから胃腸の粘膜に自信の無い人は、ニンニクを常用すべきでは無い。
激辛のキムチを大量に食し続けた場合、舌や咽頭や大腸にガンを発症するリスクが有る。
つまり傷ついた粘膜細胞に繰り返し、過度の刺激を与え続けると、潰瘍になるしガン化する可能性が有るのです。
そう言う訳で、健康の為にニンニクを無理して食す必要は有りません。
ニンニク食の有効性とは、血行促進効果なのだから、それはショウガや玉ねぎで代用できます。
ニンニクは人によって健康を増進させるが、人によっては粘膜を傷つける有害食品足り得る。
世の中胃腸の丈夫な人ばかりでは無いと知っておく必要が有るし、自分の胃腸に自信が持てない人は、ニンニクを避けた方が良いのです。
一概に一般論として「ニンニクは健康に良い」と言うのは、必ずしも正しくないと指摘したかっただけの話でした。