世界と自分の現状
世界の現状を肯定するか、もしくは疑問を呈してみる。ある人はやむを得ないと現状を肯定する。
疑問を呈したところで世の中を変える力は自分には無い。
石油文明は嫌ですと言ったって世界は現状石油で動いている。石油や石炭を燃やして経済大国と威張っている。おかしな話である。
食べ物にしたって小麦に頼って生きているし、現代人は砂糖依存社会から抜け出せない。
コーヒーを飲まなくたって死にはしないのに、日に何杯も惰性で飲んでしまう。
自分の現状に疑問を呈すとは、この安直な惰性としての人生を軌道修正していくことであろう。
例えば砂糖製品を控える。つまり、甘い物への嗜好を改めていく。良薬は口に苦しと言うから、甘い物は薬では無い、ゆえに恐らく「毒」なのだろう。
コーヒーからの脱却!小麦依存症からの卒業!砂糖依存症からの脱却!石油文明からの卒業!
それをこれからの自分の人生目標にしてみるのも悪くない。途中で挫折したっていいのである。チャレンジしてみることに意義がある。
甘い物が好きで、その結果糖尿病になったり脳梗塞になるのは、当人の自由であり自己責任であろう。
小麦依存のせいでアレルギー体質になるのも当人の自由である。猫好きなら猫アレルギーになっても文句は言えない。
花粉症になったのは、花粉のせいだと言ったら花粉は恐らく寃罪ですと言うだろう。
人間は真実から遠い。迷妄存在なのである。
ベジタリアンやヴィーガンや糖質制限ダイエットにチャレンジするのは、悪いことでは無い。チャレンジしてみることで真実が見えてくる。
自分を何処に向かわせたいのか?小麦依存からの脱却?経済成長からの卒業、詰まりは脱経済成長!大国からの卒業は、果たして可能なのか?コーヒー卒業?コーラ卒業!砂糖卒業は無理ゲーなのか?自由より不自由を欲するのは人間の性(さが)なのか?
取り敢えず今自分に出来ることから始めてみたい。脱小麦生活、それが健康への第一歩かもしれない。後は、脱砂糖、脱甘い物、これにもチャレンジしたいな。