「ネガティブな周波数帯域を使い続ける」とは?
ビジネスで成功したくて奮闘努力しましたが、事業に失敗しました。
この場合、自分の意識は成功と失敗という二つの対立する概念をエンタングルさせました。
つまり成功は善で、失敗は悪という価値観を土台にしました。
それで失敗した貴方は、反省や後悔と言ったネガティブ感情が生じます。成功なら喜び、失敗したら落胆という「条件反射的反応」をひたすら無限ループしてしまいます。
ネガティブ感情を生じるのは何故でしょうか?その周波数を自分が使ったからです。後悔や落胆という周波数を別に使わなくても良かったのに、わざわざ毎回その周波数を使い続ける訳です。
ここでもし「余の辞書に失敗の文字は無い」と言えたなら、「別の現実が展開」され始めます。ところが大多数の人間は、ネガティブ感情に流れる癖が染み付いているので、「あー、また駄目か」と溜め息で終わり、すんなり次のチャレンジには向えません。
ネガティブ感情を使い続けるとは、その周波数を握り締めているのです。それでその握り締めた手を放して下さいと言われます。
つまりネガティブ感情が生じたら、これを使わないで手放す。生じたら手放す。つまり条件反射的反応を辞めていく。
するとネガティブ感情は次第に生じ無くなる。生じてもさして気になりません。
つまり後悔や落胆や悲嘆や絶望をしてみたからと言って、何か得をした訳では有りません。条件反射的に、ただ機械的に、反応しているロボットに過ぎません。悲しいから悲劇のヒロインを演じますみたいな。これも何千年も無限ループしていたら、流石に飽きて来ます。
それでその機械的ワンパターンを止めていく。すると成功でも失敗でも無いニュートラルな地点に立つ事が出来ます。ネガティブな周波数はもう使わなくても良いかなみたいに変わって来ます。
あの人は嫌いだ、アイツは許せん。これもネガティブな周波数です。覚醒めたと言いながら、こうした片方に肩入れするマインドを卒業出来ない人は少なく無い。自分を正義と見なすから、相手やアイツは必然的に悪と認定されます。武器を使う双方にどちらかが正義なんて事は全く無くて、双方ともに極悪非道なのです。貴方はニュートラルな自分を保てますか?
人間は起きた現実にいちいち大袈裟に反応する一喜一憂ロボットです。別にそんな事をしなくても生きていけます。本当は何が起きても楽しいのです。この世で起きる全ての現実は、イリュージョンであり、自分の内面を映し出す鏡に過ぎません。「アイツは悪い奴や」、そう思うのは自分の内面の勝手な価値判断であって、その周波数を使い続ける自分のワンパターン反応なのです。
この世で起きる全ての出来事をネガティブに解釈出来ます。日本はますます駄目になると悲観する人たちも居ます。その一方で、汎ゆる出来事をポジティブに解釈するなら、全ての出来事はオールオーケーなのです。
だから人類が滅亡しても、国家が滅亡しても、全てはオールオーケー。自分の宇宙は、自分のマインドが全て創造したと知っているからです。ネガティブ感情はネガティブ現実しか造れません。人類を滅亡させるのは、自分自身であって、何処かの大統領では有りません。彼は単なるちょい役であって、人生の主役には成れません。自身のネガティブ感情がネガティブ地球を創り出すのだから、天変地異の結果地球が滅亡したとしたら、それは私自身が引き寄せた結果なのです。誰かのせいでは有りません。
被害者意識が有り、加害者意識が有る。そのどちらも選択しないニュートラルな自分で居られたならば、自分は被害者には成り得ません。戦争の被害者に天変地異の犠牲者、詐欺の被害にイジメの被害者。被害に遭うには、自分の中に必ず被害者意識が内蔵されています。自己分析の旅路でそれに何時気づけるのでしょうか?
他人とは自分であり、世界情勢とは移ろい行く自分の心です。つまり自分のネガティブ感情が世界の悲惨な状況を創造し、自分のポジティブ感情がこの世を楽園にします。だとしたら、世界情勢に一喜一憂してもいいししなくても良い。人類は滅亡してもいいししなくても良い。汎ゆるネガティブ現実は、自分自身が逐一創造しているのであって、他の誰かが操っている訳では有りません。
誰かに操られている。それも被害者意識の一種です。貴方は操られ人形ですか?
自分の世界と宇宙は、全て自分が創造している事を自覚して、他人任せは辞めにしましょう。神頼みや宇宙人頼みでは、ろくな未来に成りません。
今貴方が使った周波数はどれですか?また同じ周波数を使い続けたいですか?飢餓とか干ばつとか洪水とか台風、貴方はどの周波数にしますか?南の島でバカンス?それとも食料と水の奪い合い?全ての答えは自分自身の内側に有りました。
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