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ノボロギクの毒性
ノボロギクは何処にでも生えている野草である。だがノボロギクには、ピロリジジンアルカロイドが含まれている。だから食べると肝障害を起こす危険性がある。
日本人がよく食べて来た「フキ」にもピロリジジンアルカロイドが含まれている。だから「アク抜き」はした方がいいのだが、食材の味をそのまま頂くとか言ってアク抜きせず食す人もちらほら出て来た。ピロリジジンアルカロイドは水溶性なので水にさらしても溶け出すが、十分では無いからやはり軽く茹でてから水に晒せばよい。
アジサイの葉にも毒性があるから食べない方がいいが、その有毒成分はまだ解明されていない。
以前コンフリーがハーブとして食されていたが、これにもピロリジジンアルカロイドが含まれ、肝静脈閉塞性疾患が報告されている。
何れにしろ日頃から肝臓を鍛えてその解毒能力を高めておきたい。