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三月が終了しました

時の経つのは、早いのか、それとも遅いのか?年度の切り替えで慌ただしいが、実は本当を言えば、時間は経過なんかしてない。早いとか遅いとかは、凡人の主観的感覚でしかない。だから、早いと思えば早いし、遅いと思えば亀よりのろい。また時間は存在しないと信じるならば、実際、時間など存在しない。ふと気がついたら、100年くらい経っていて、そろそろ寿命か、あの世に移住しなくちゃと単に思い込むだけの話である。大事なことは、自分の人生に愛があったか無かったかだけである。つまり、自分の愛の分量に応じて、天や地獄に移住先を自ら振り分けていく。自分に付帯する欲望たちを「自分の本質」と勘違いする故に、「地獄で一兆年修行しろよ」と言われてしまう。本質でない欲望をこれこそが自分だとミラーニューロンを駆使して「勘違い」し、「錯覚」することが、霊魂たちの「果てしなき旅路」を複雑怪奇な珍道中にしてくれる。結果、「恨めしや」「恨み晴らさでおくものか」と自らを低級霊にランクダウンさせて「チープな一生」は、あえなく終了する。天に住むチャンスを、アナタはまたしても逃したのですね。逃した魚は大き過ぎる。そしてまたしょうもない低級霊としての、悪霊としての最低最悪のアナタの来生が、意味も無くスタートする。また同じ事の繰り返しか?何か学ばなかったのか?こうして全ての意識と霊魂は、宇宙を当て度なくさすらう浮遊霊に成り下がる。人は自由を求めて、不自由を手に入れる。人間に自由なんて有るわけ無いじゃん。神だって100%自由な訳じゃない。人間より多少まし、その程度の存在に過ぎない。人間を超え、神を越え、さらにその先に「真の自由」が待っている。あなたがそこにたどり着くのは、千兆年先の話か、もしくは「明日」である。時間を速送りしたり、巻き戻したり、自由自在に生きるには、日々地道な修行と訓練、詰まりは「生活習慣病としての神意識」の造成が必要になる。ドラッグで日帰り旅行(a day trip)しても、天に永住できない。だから地道な手順として「一兆年修行」が必須なのである。早道のつもりが最も遠回りしてしまう、それが悪霊たちの筋書き通りの人生である。地獄は居心地がいいと勘違いしてしまい、つい長居して百兆年が経つ、それが彼らのライフスタイルである。人生百年時代に、百兆年先を見据えて、ナノ秒先を生きる、それが正しい生き方かもしれない。死んだじっちゃんも言っていた、「後悔は後からぞろぞろやって来る」と。祭りの後に後悔しても、それは後の祭りだ。文明は終焉したら跡形もない。だから人生の痕跡すら残さずあの世に行こう。痕跡を残すから歴史と言う名の後悔が持続する。文明も自分の人生も完全消去できる者のみが、万物万神の長となる。生滅自在の境地にたどり着くことが、万霊たちの最終ゴール地点なのである。



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