海外旅行で英語の失敗談 -サイパン・アニマル事件ー
私の名刺代わりの海外旅行での英語失敗
『サイパン・アニマル事件」
この事件が今の私に大きな影響を与えます。
■私の英語力
そもそも私は英語超弱者でした。
海外旅行に行くも英語が話せない。
英語の最初の失敗は高校だったかな?
授業で一人ずつ一段落を読んで訳す時があり、私の番でDon't mindをどう訳したか詳しく覚えていないけど「心ではない」みたいな感じにしたのかな?
その結果クラス中に笑われました。
「お前はそんなことも知らないのか?」と。
いや、知らねーですよ。
Don't mindがドンマイ!だって一体どこで教わるのさ?と思いました。
そんなレベルのアホです。
■サイパン旅行
同期A子と旅行に行くのが楽しみだった20代にサイパンへ行きました。
ハワイほど日本語は通じないだろうけどグアムぐらいの感覚で大丈夫なはず〜
なんとかなると思っていた私たち。
動物園に行くためにホテル前からローカルバスに乗り、運転手さんに日本語で「動物園に行きたい」と伝えたところ通じません。
「マジかーーーー!」
「なんで日本語通じないの?」
「 動物園に行きたいって何て言うん?」
「ヤバイわかんねー」
「英会話帳なんて必要ないと思ってた」
「どーしょ」
2人でオロオロするばかり。
せめて動物園だけでも言えればいいけど
そのzooすら出てこない......。
私はない知恵を絞った結果
動物園
↓
生き物がいる
↓
animal
と考え
「animal! animal ! animal ! animal ! 」
とにかく連呼しました。
すると運転手さんが動物園のことだと理解してくれ、辿り着けました。
でもA子は横で
「animalだってぇ~~w
マジ、ウケるw」
ikkoバカじゃねー」
と、大爆笑です。
いやいや、アナタだってzooを言えなかったんだし。
アニマルはあながち間違いではない。
アニマルは浜口w じゃなくて動物のことですよね。
ちょっと悔しかったけど、その時は深く考えず旅を続行しました。
(イメージ写真)
■サイパン・アニマル事件の捜査本部設置される
帰国後A子は同期友人にバラしたので、瞬く間にグループ内に広まりました。
彼女たちはアタシと同じような英語力にもかかわらず(推測)
「ikkoバカじゃね~~w 」
「動物園はzooじゃ~んw」
「なんで簡単な事が言えないの~w」
「ウケる~」
といろんなことを言ってきます。
私も「アナタ達もその場で英語で話してみればわかる」「とっさに出てくるはずがない」と反論しても届きませんでした。
そして
「サイパン・アニマル事件」
と紙に書いて捜査本部を設置され(誇大表現)
大岡裁きもされず
市中引き回しの上
打ち首獄門
晒し首の刑。
私は一気に友人グループのカースト最下層に陥落しました。
■英会話スクールへ通う
しばらくして私は当時CMがバンバン流れていたウサギのいるスクールに駅前留学を決意。
当然のごとく一番下のクラスになり、見様見真似で頑張りました。
それも数年後、経営破綻により身につかないまま強制終了しましたが(笑)
■後日談
数年ぶりに彼女達との食事会があり、この話題になって当然でしょと「サイパン・アニマル事件」を切り出された時は事件の重大さを知るのでした。
死ぬまで忘れてもらえないようです。
でもまあ、この事件がなければスクールに通って中学生の頃からのストーンヘンジへ行く夢を叶えることもなかったし、たとえカタコトでも行く勇気も出なかった。
そして友人にその旅をスゴイと言ってもらえたのは救いでした。
■最後に
出川イングリッシュでも伝えようとする姿勢があれば相手は理解してくれる。
これは失敗でもなんでもない。
むしろ挑戦である。
また、英語の失敗において日本人同士が一番手厳しいと思います。
真面目な民族ゆえに正確さを求めるのもわかりますが、めくじら立てずに行きたいものです。
じゃないと英語に対するモチベーションも下がりますし。
このような経験した方がいらしたら教えてください。
挑戦を褒め称えハグさせていただきます。
長いのに最後までお読みいただきありがとうございました。
あの時のサイパン動物園の写真が残ってました。
↓グルングルンのスパイラルパーマで笑っちゃいます。
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