湘南とランニング
湘南が好き
ほぼ毎月、湘南へ行く。
最低でも月イチ、多い時で週イチ。
クルマで向かったり。
ベスパで向かったり。
電車に乗って向かうときも。
たぶん、湘南が好きなのだ。
いや、絶対好きだ。
でも、湘南エリアに住みたいという願望はない。
それはきっと「湘南へ向かう」という道のりも含めて好きなのだろう。
街中やトンネルを抜けてからの、
「海だぁ、ヤッホー♪」
この感動や喜びを、今でも毎月味わいに行くという〝お子ちゃま〟なのだ。
月例湘南マラソン
その湘南へ月イチで通う目的のひとつはランニングで、ときどき「月例湘南マラソン」にも参加している。
月例湘南マラソンは、湘南の砂浜沿いサイクリングロードを鵠沼海岸から西へ向かって最長で茅ヶ崎までを往復する月例会で、その名の通り月イチで開催している。神奈川県では、他にも「月例川崎」「よこはま月例」がある。
登録して与えられる自身のゼッケンを持っていれば参加は自由。
月例開催日に走りたいと思ったら、当日に現地で参加費を払って走ればいい。
地元のランナーだけでなく、湘南の海というロケーションの良さもあって親子連れからシニアまで、さまざまななレベルの人が参加している。
コロナが流行するまでは、ボクも毎月参加することを14年くらい続けていたのだけれど、コロナ禍もあって今は「ときどき」になった。
その代わり月例開催日ではない日に、単独で月例コースや並行する国道134号の歩道を走ったり、砂浜の波打ち際をパシャパシャと裸足で走ったりしている。
真冬でも砂浜を裸足で走ることがある。
この記事を書いている真夏の時期であれば、月例コースであるサイクリングロードは地面からの照り返しが強烈で暑すぎるから、なおさら波打ち際を裸足で走ることが多い。
足裏が海水で冷やされて、踏み出す度に気持ち良くて止まらないのだ。
疲れたり、暑くなったりしたら、そのまま下半身だけ海にドボンしてアイシング。
そうして気分の赴くままに、自由気ままに走るスタンスが、今はとても快適だ。
海に浮かぶサーファーを。
緩やかにカーブする相模湾の地形を。
見晴らし良ければ遠くに見える富士山を。
茅ヶ崎の沖合いに見える岩礁の烏帽子岩を。
海の空を。
いろいろ眺めながら、ただゆったりと気持ちよく走る。
だからずっと続けていられるのだけれど、7月8月はさすがに暑すぎる。
でも、暑ければ暑いほど。
頑張って暑い中を走ったときこそ。
「お疲れさま、ボク!」と、
走ったあとにシャワーして、湘南の大地で飲むビールがプハッとウマいのだ♪
記事の冒頭で「電車に乗って向かうとき」と綴ったのは〝こんなとき〟である。
その帰りの電車では、ランニングした程よい疲労感とビールのほろ酔い加減が、電車に揺られる心地良さと相まって、思いがけない「旅」もプレゼントしてくれる。
それは、とってもトッテモ、素敵な夢見心地の旅。
「あっ! また乗り過ごした!!」
まったく電車って、なんであんなに寝心地が良いのだろうかね。
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