見出し画像

振り返れば俺がいる(97)マンガについて(その1)幼少期のマンガ体験

誰も聞いてくれないので、自分で聞いてみました(^^;

――いよいよ最終章の「マンガ編」のスタートですね。

5月に note をはじめ、2日目の投稿から続けてきました。長いシリーズになったもんです。もう少しで100回目ですね(笑)

――今回は最初の「読書編」とも、少し内容が重複しますが、幼少期の頃からのいっき82さんの読んできたマンガの話を聞かせてください。

「読書編」「テレビ編」でも話しましたが、私のエンタメ人生のはじまりに欠かせなかったのは、なんと言っても『ゲゲゲの鬼太郎』ですね。

――いっき82さんが3歳だった’85年から、『ゲゲゲの鬼太郎』の第三期のアニメがスタートしたんでしたよね。

そうなんですよね。そこから私のエンタメ人生がスタートしたと言っても過言ではありません。『鬼太郎』と出会っていなければ、確実に今の自分はないでしょうね。

――『鬼太郎』のどこに惹かれたんでしょうね。

とにかく、妖怪が大好きだったんです。

毎回、いろんな妖怪が出てきますよね。それぞれ見た目も違えば、能力も違う。そんな感じが自分の性にあっていたんだと思います。

思えば、今の自分も多様な世界が好きなので、やっぱり、ここに原点があるような気がしますね。映画も音楽も本もゲームも、いろんなのが好きでしょう?

たぶん、こういう趣向が私の場合は、妖怪からはじまったんですよ。

――『鬼太郎』の原作で覚えているエピソードはありますか?

うーん、やっぱり、最初の鬼太郎が生まれるエピソードは衝撃的でしたね。

最初に目玉のおやじが、普通の姿だったところからはじまって、それが目だけになって、鬼太郎は墓場から生まれるという、あの光景は子どもながらに衝撃的でした。

――『鬼太郎』って、いろんな雑誌で連載されていたんですよね?

そうそう、私が持っていたコミックもバラバラでした。

『マガジン』のコミックもあれば、他の雑誌から出たと思われる大きいサイズのコミックもありましたね。で、中には、今思えば、明らかに大人向けだろうというのもあったし。

――大人向けのは何が違ったんですか?

女性のヌードとかがありました。その、大事な部分は黒塗りして潰してあったんですけどね。まぁ、水木しげるの、あの画風なんで、全然セクシーではありませんでしたけど(笑)

小さい頃からそんなのを読んで育ったんですよね。

――そうだったんですね。いっき82さんが早熟だった理由はそこに?(笑)幼少期には、他のマンガも読んでいたんですよね?

藤子不二雄の作品もたくさん読んでいましたね。

『オバケのQ太郎』

『ドラえもん』

『パーマン』

『忍者ハットリくん』

『怪物くん』

『プロゴルファー猿』

どれもアニメがやっていたし、原作も読めたんですよね。こんなに藤子不二雄の作品が溢れていたのは、いい時代でしたね。

――この中ではどれがお気に入りでした?

うーん、どれも甲乙つけがたかったと思うんですけどね。

でも、やっぱり、子どもの頃は妖怪が好きだったんで、『怪物くん』は特に気に入っていたかもしれません。

あ、ちなみに、これらは全巻持っていたわけではなくて、飛び飛びに持っていました。

――そうなんですか?

たぶん、これから出てくるマンガも全巻持っているのって、少ないですよ。

この時代のマンガって、1話完結のものが多くて、途中の巻でも問題なく読めるじゃないですか。

だから、私は全巻揃えるよりも、いろんなマンガが読みたかったんだと思うんですよね。この頃の習慣から、全巻集めたマンガが少ないんですね。

のちに出てくる『ドラゴンボール』とかも、飛び飛びで持っていたりします(笑)

――なるほど、この頃の習慣から、そのような読み方になったんですね。藤子不二雄以外にも読んでいたマンガはありますか?

たぶん、もう少し大きくなってから、でも、小学校に入る前からだと思うんですが、『キン肉マン』も大好きでしたね。

だから、私にとっての格闘マンガの原点は、『ドラゴンボール』ではなくて『キン肉マン』でした。

『ドラゴンボール』を読むのは、もっと後の話です。

――『キン肉マン』は「キンケシ」というガチャガチャのおもちゃも流行っていたんですよね?

はいはい。集めていましたよ。当時は「ガチャポン」と言ってましたが。

キンケシは、ある時に従兄弟の兄ちゃんが大量におさがりをくれて、我が家ではインフレ状態になりました(笑)

「ブシュ、ブシュ」とか言って、よくキンケシで遊んでいましたね。なつかしいなぁー。

(次回に続く)

いいなと思ったら応援しよう!

いっき82
サポートしていただけるなら、いただいた資金は記事を書くために使わせていただきます。