優しくなるには

私は優しい人ではありません。

でも、優しい人に憧れています。

優しい人になりたいです。

なので、優しくなるには、
どうしたらいいか、
自分なりに考えてみました。

相手のことを想像する

自分のことなんか、
誰も気にしちゃいない、

だから、どう振る舞っても、
自分の勝手だ、

そう思う人もいるかもしれません。

たしかに、そういう時も
あるかもしれませんね。

でも、長い目で見ると、
それは正しくない気がします。

人は自分で思っている以上に、
周りの人の影響を
受けやすいものです。

ですから、他人は、
自分のことを見ていないようで、
見ているということなんです。

あなたのちょっとした言動が、
周りにちょっとずつ影響を与えて、
それがたくさん繋がっていって、

社会の空気ができています。

だから、誰も注目していないような
自分の何気ない言動さえも、
世界を作る原子なんですね。

なので、自分の言動には、
気をつけましょう。

一人で自分の部屋にいる時は、
好き勝手にしていい
と思いますが、

たとえ、家族や恋人であっても、
それはあなたの一部ではありません。

それぞれの人格を持った
「人」なんです。

相手の気持ちを想像しましょう。

あなたが逆の立場だったら、
今の自分の言動をどう思うか、

もしかしたら、
想像とはちょっと違う場合も
あるかもしれません。

でも、ちょっと配慮するだけで、
ちょっと気にするだけで、

自分の言動に気をつけることが
できるはずなんです。

考えても、考えても、
わからなければ、

相手の気持ちを聞けばいいです。

それでも、相手の気持ちが
わからない場合もあるかもしれません。

いろんな人がいますからね。

でも、相手のことを
考えるのをやめないでください。

お互いのその積み重ねが、
本当の「その人」を知る
大事な手掛かりになるはずです。

常に謙虚であれ

あれもできるし、
これもできる、
と自信満々で、
威張ってばかりの人もいますが、

まぁ、大したもんじゃありません(笑)

たかが人間です。

たかが、人間の一人です。

一人でできることは
タカが知れています。

私たち人間は、
鳥のように空を飛ぶことも
魚のように水の中で
生きることもできません。

生まれてから、
自力で立ち上がることすら
できないんです。

馬の出産を見てみてください。

生まれてから、
すぐに自分の脚で立つんですよ。

すごいと思いませんか。

でも、それくらいでないと、
野生の中では、
生きていけないんです。

それに比べたら、
ひ弱な人間。

いくら威張ってみても、
生まれてすぐに野生の中では、
生きていくことすらできません。

その代わり、私たち人間には
「社会」があります。

生まれてすぐに自立できなくても、
社会があるから、
私たちは大人になれたんです。

そのことに感謝を
忘れてはならないと
思うんですよね。

だから、一人で威張っている人がいたら、

「たかが、人間のくせに」

「一人で一人前になった気でいて」

と心の中で笑ってやるといいです。

たかが人間一人にできることは
限られています。

できないことの方が
圧倒的に多いはずです。

でも、落ち込むことはありません。

なぜなら、私たち人間は、
助け合うことができます。

弱い人も守りながら、
繁栄してきた歴史があります。

それが尊いことだと思うならば、
あなたも一人で威張っていないで、

弱っている人に
手を差し伸べてください、

困っている人に
力を貸してあげてください。

そうすれば、あなたが弱っている時、
困っている時に、

力になってくれる人が
たくさん集まってくれるはずです。

自分を大切に

「優しさ」を
「自分への厳しさ」と
勘違いする人がいます。

もちろん、時には、
厳しさも必要です。

でも、そんなことをずっと
続けていたら、
疲れてしまいます。

疲れるくらいなら、
まだいいです。

もっと酷いと、
病気になってしまいます。

だから、自分にも
優しくしてあげてください。

どんなに周りの人たちが、
あなたに意地悪をしても、

あなただけは、
あなたのことを大事にしてください。

自分が一番の味方です。

心の底からそう思えたなら、
もう他人の味方に
頼る必要もありません。

自分に優しくできない人は、
他人にも優しくできません。

だから、自分のことを
一番大事にしてあげてください。

あなただって、
あなたの大切な人が、
自分のことを責め続けていたり、
傷つけていたら悲しくないですか。

そういう意味でも、
自分に優しくすることは、
とても大事なことなんです。


~まとめ~

優しくなるには

・相手のことを想像する
・常に謙虚であれ
・自分を大切に

サポートしていただけるなら、いただいた資金は記事を書くために使わせていただきます。