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ゲームレビュー『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』(1991)難しいけどおもしろい!
スーパーファミコン
唯一の『ゼルダ』
任天堂の看板作品のひとつ
『ゼルダの伝説』シリーズの
3作目です。
スーパーファミコンで
発売された唯一の『ゼルダ』でした。
シリーズの中でも
特に人気の高い作品の一つで、
のちにゲームボーイアドバンスでは
リメイク版が作られ、
ニンテンドー3DS では
『神々のトライフォース2』という
続編も作られています。
司祭・アグニムによって捕えられた
七賢者のクリスタルを集め、
秘宝「トライフォース」を
取り戻すのが、
ゲームの目的です。
攻略サイト必須の難しさ
個人的にも『ゼルダ』を遊ぶのは、
久々で本作は、
はじめてプレイしました。
久しぶりにプレイして感じたのは、
このアクションの爽快感と
謎解きのおもしろさが絶妙に
融合された感じ、
これこそが
『ゼルダ』だと思いました。
とはいえ、
序盤こそ、それほど迷わずに
進められましたが、
途中から、謎解きや
ダンジョンの構成が
かなり難解で、
攻略サイトも見つつの
プレイでした。
邪道なプレイスタイル
と思いつつも、
攻略サイトがなかったら、確実に
クリアーできなかったことでしょう。
思えば、この手のゲームは
子どもの頃も友達と
情報交換をしながら
進めていた気がします。
一筋縄ではいかない
難しさがあるからこそ、
クリアーできた時の
爽快感もひとしおなのです。
愛着が湧く
音楽とキャラクター
『ゼルダ』シリーズといえば、
グラフィックや音楽も
魅力的ですね。
メインのテーマ曲は
初代から引き継がれており、
ファミコンよりも
重厚な音になっています。
今のゲームとは違って、
電子音らしい音ではありますが、
そんな中でもオーケストラのような
重厚感を感じさせる
音の重ね方が秀逸です。
グラフィックは、当時としては
精巧な作りで、
野原の草を刈るアクションなどは、
見た目から感触が伝わってきます。
リンクをはじめとする
人物のキャラクターは、
とてもかわいらしく、
プレイ時間が長くなるにつれ、
愛着が湧くような
愛らしさがありました。
逆にボスキャラなどの
大型の敵は、
なかなかグロテスクな見た目で、
体の大きさもあいまって、
威圧感が満載です。
もはや30年も前のゲームですが、
やはり、中身がよくできたゲームは
古びません。
クリアーまでにかかったのは、
30時間程度でしたが、
たっぷり楽しませてもらいました。
【作品情報】
1991年発売
ジャンル:アクションアドベンチャー
機種:スーパーファミコン
発売元:任天堂
ディレクター:手塚卓志
【シリーズ作品】
【1991年に発売されたゲーム】
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