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定期的に怖い話が聴きたくなる
【約1100字/3分で読めます】
妻が友達の24時間配信を手伝っていた話を書きました。
その横で私が何をしていたのかというと、ほぼ一日中、配信の動画を観たり、本を読んだりしていました。
落語、漫才と続き、最終的に行きついたのが「怪談」でした(正月早々(^^;)。
最近、ナナフシギというお笑いコンビの動画にハマっています。
このコンビを知ったのは、これまた妻がきっかけでした。
妻が昨年からプロレスにハマっていて、『極悪女王』のヒットもあって、レジェンドの女子プロレスラーがいろんな動画に引っ張りだこなんですよね。
私たちがナナフシギを知るきっかけになったのが、ナナフシギのチャンネルにダンプ松本が出演した動画でした。
ナナフシギはプロレスもお好きのようで、過去にも何人かプロレスラーの方がゲスト出演した回があります。
この動画を観たあとに、ナナフシギのチャンネルが気になって、いくつか観てみたんですが、基本は「怖い話」がメインのチャンネルとなっているようでした。
中でも一番怖かったのが、この動画です。
コンビの左の方、大赤見ノヴという方で、この変わった苗字は本名なんだそうです。
この苗字にまつわる実体験で、とても怖い怪談でした。
私は落語が好きなんですが、同じくらい怪談も好きなんですよね。
私が子どもの頃、夏になると、怪談話が得意な芸能人がテレビで会談を披露していました(稲川淳二、桜金造、つまみ枝豆など)。
大人になってから聴いた怪談では島田秀平の話も怖かったですね。
でも、このところはなかなか怪談を聴く機会がありませんでした。
ナナフシギを知って、「自分と歳が近い人でもこういう話をする人が出てきたか」と思い、妙な喜びを感じています。
怪談のおもしろいところは、もちろん、不思議な体験そのものがおもしろいというのはあるんですが、その語り口にある気がするんですよね。
この辺のことは落語に通じるものもあって、聴く人の想像力を搔き立てるような順番や描写で伝えないといけません。
怪談話を得意とする人は、その辺の技術が巧みで、自然と話に惹き込まれてしまうんですよね(何度も話すうちに磨かれていくのだろう)。
心霊写真もなかなか怖いですし、ホラー映画なんかもありますが、どうしても「作り物」という観念が脳裏に出てきてしまいます。
特に、画像や映像の技術が上がってからは、余計にそう感じてしまうようになりました。
その点、怪談話は聴く人のイマジネーションによるので、こんなに怖いものはありません。
「怖いもの見たさ」という言葉もあるくらいですから、人間には本能的に「怖いもの」が見たい欲求があるのでしょうね。
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