90年代のドラマによく出てくるサウンド
最近、配信で昔のドラマ
『眠れる森』を観ています。
’98年に放送された
フジテレビのドラマで、
中山美穂、木村拓哉が主演です。
主人公(中山美穂)の家族が殺された
15年前の事件を題材にした
サスペンスで、
放送当時はネットの掲示板でも
視聴者による予想が盛り上がった
ドラマだったそうです。
私はリアルタイムでは観ておらず、
20年近く前に一度観たきりでした。
その頃の私は今の妻と
出会ったのがきっかけで
古いドラマを観るようになり、
この作品もその流れで観たんですよね。
観たのは20年近く前なので、
ストーリーのほとんどは
忘れてしまっていました。
そんなわけで、
「誰が犯人かな?」と
新鮮な気持ちでまた観直しています。
この記事で書きたいのは、
本作の物語の本筋ではなく、
作中で使われている
BGM のことなんですよね。
『眠れる森』の主題歌は、
竹内まりやの『カムフラージュ』です。
この曲は売れましたし、
曲単体でも有名ですよね。
『眠れる森』はサスペンスなので、
もっと暗い感じの曲を合わせるのが
王道だと思うんですが、
敢えて、このような
ラブストーリーを
彷彿させるような曲調を
合わせたのでしょう。
(森からはじまるオープニングもいい)
また、劇中には、
U2 の曲も使われていて、
この曲の使い方も印象的です。
そして、ここからが本題なのですが、
これくらいの時代のドラマなどを
観ていると、
BGM にドラムンベースが
使われていることがあるんですよね。
ドラムンベースは、
'90年代に生まれたテクノ系の
ジャンルで、
高速のドラム(打ち込み)が
特徴的な音楽です。
この音楽は'90年代に
隆盛を極めた音楽で、
'00年代以降はあまりパッとしない
というか、
ほとんど聴かなくなりましたね。
(自分が聴かなくなった
という意味ではなく、
シーンから消えた感じ)
「懐かしいな」という思いで、
劇中のドラムンベースを
聴いていました。
次の記事では、
私が好きなドラムンベースを
紹介しましょう。