未経験者が転職してから求められるスキル(10) フルスタックエンジニア幻想
こんばんは。
てりーです。
フルスタックエンジニアは別名マルチエンジニアとも呼ばれており、すべての開発を自分一人で手がけられる人材のことを言います。自らフルスタックを名乗られる方もいます。
でも、私は無理にフルスタックを目指す必要はないと考えています。その理由についてお話ししていきたいと思います。
フルスタックエンジニアとは
アプリ(iOS、Android)
フロント(React、Vueなど)
サーバサイド(PHP Laravel,RORなど)
インフラ(AWS,GCP)
上記の4つをカバーするエンジニア、という認識で良いかと思います。
フルスタックな人はありがたいけど
企業からすると、なんでもやってくれる人というのはありがたいものです。しかし、全ての分野をカバーするというのは本当に大変です。日々相当な勉強量になると思います。
そして、フルスタックという言葉通りなんでもできて高パフォーマンスかといえばそうでもなく。やはり、得意な分野と苦手分野というのが必ず存在するはずです。
苦手な分野はどうする?
人間、苦手な分野というのが存在します。フルスタックを目指すとすると克服に相当な時間をかけることになってしまいます。
また、薄く広くカバーすることになるので、何かタスクが降ってきたとしても、パフォーマンスはそれなりになるかと思います。
私の周りでは、いくつかのエリアをカバーするデュアルスタックのエンジニアは多いですが、フルスタックの人はあまりいません。
かなり頑張ればできるかもしれませんが、フルスタックは現実的ではないのと、名乗るのがちょっと恥ずかしいというのが正直なところです。
苦手を克服しない
やっぱり、人間は得意な領域をひたすらやるというのが一番効率がいいです。やらないところを決めて、得意分野を伸ばすのが一番です。
理由は、フルスタックでなくても十分食べられるということと、何かに特化している方が評価されやすい、ということがあります。若いエンジニアの方にお伝えしたいのは、やる範囲を限定した方が楽ですよ、ということですね。
無理にフルスタックを目指さないようにしましょう。それでは、また。