コーヒーブレイク(5) 35歳定年説について

こんにちは。
てりーです。

今日は、業界で昔からよく言われる、エンジニア35歳定年説について説明します。果たしてほんとうにそうなのでしょうか?

私は45歳ですが、何か?


私は45歳です。今普通に食べられています。
というのが答えです。

これで終わってしまっても良いのですが、少し詳しく説明したいと思います。

35歳定年説の根拠

ネットで検索してみましたが、以下の3つがあるようです。

・体力低下説
エンジニアは激務なので、35歳を過ぎると体力低下のために続けられなくなるという説。

・学習能力低下説
エンジニアは常に新しい情報を吸収しなければならないが、35歳を超えると脳の働きが低下して新しいことを覚えられなくなるために続けられなくなるという説。

・マネージメント原因説
35歳を超えると開発ではない業務を求められるようになるため、エンジニアのキャリアが途絶えるという説。


体力低下説


35歳をすぎると体力が低下するとのことですが、確かに私自身30代から徹夜がきつくなったなという印象はあります。しかし、普通の8時間労働で影響するレベルではありません。

むしろ、体力の低下は食生活に影響されることが多いです。20代の頃は、無茶な食生活でも回復力が高いので持ち堪えますが、30代になって同じことをしていると持たなくなります。これが体力低下の本当の原因です。

そもそもなのですが、エンジニアみたいな体を動かさない仕事で、3食食べていたら多すぎです。朝か昼を抜いて2食くらいでちょうどいいです。

(また、お昼ご飯をお腹いっぱい食べて、パフォーマンスが上がらないのは当然です。仕事の効率を考えて、軽めにしておくのが無難です)

納期前などは、一食しか食べないこともあります。空腹状態で仕事をすると、頭の回転が上がったり、いいアイディアが浮かぶことが多いです。

食生活の改善=パフォーマンスの向上

と言っても差し支えありません。

学習能力低下説


エンジニアは35歳を超えると学習能力が低下するとのことですが、これもあたらないかなと考えます。

年齢が学習能力に及ぼす影響というのは、正直調べたことがないのでわかりません。個人差もあるでしょう。

私の見解は、年齢的な問題はさほど感じないということと、経験を積んでくればくるほど、新しい技術の習得は容易になるという考えです。

例えば、Ruby on Rails と CakePHPは似ていると言われたりします。
下記のブログでは、フレームワークの方向性とか、命名規則とか、規約の考え方が似ていると書かれています。

リンク(埋め込みがリンクしないため、通常のリンクになっています)

以前触ったことがある経験から、上記のような共通点を拾えると、習得がスムーズに進むことが多いです。長くやっていることが、むしろ有利になっている気がします。

プログラミング言語も、基本文法が異なるだけで、骨格の部分はそこまで変わらないのではないかと思うのですよね。

マネージメント原因説


年齢と給与が比例してどんどん高くなっていき、単にエンジニアとしては働けなくなるケースであったり、ずっとコードを書きたいというエンジニアのキャリアパスが会社に用意されていない場合、マネージメント業務につくしかないという考えです。

確かにこの傾向はありますが、上記のようなキャリアパスが用意されている会社を選ぶ、という選択をするしかないと考えます。コードが書きたいから退職された方もいらっしゃいます。やっぱり、私もそうなのですが、コードを書きたいですものね。

また、常駐フリーランスになるとこの願いは簡単に叶います。コードを書きたかったから、フリーになったという方もいらっしゃいました。

今、40代でエンジニアで活躍されている方は多いと思います。おそらく、50代であっても、新しい技術をキャッチアップし続ける情熱さえあれば、働き続けることはできるのではないでしょうか。

未来は結構明るい気がします。
それでは、また。


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