【イベントレポ vol.3 おにがしら編】看護学生と遊ぼう!!&#看護学生と学ぼう!!
2023年10月29日(日)、「いきてゆくフェス2023」が開催されました!当日は晴天にも恵まれ、とても多くの方々にご来場いただきました。大盛況だった当日の様子を、広報サポーターがレポートします!
看護学生と団体で挑んだ初めての地域のイベント
こんにちは。「いきてゆくフェス2023」の広報サポーターのおにがしらです。私は大阪刀根山医療センター敷地内にある大阪医療看護学校の教員をしています。今回実習場からのお声掛けをいただいたことがきっかけで当校の2年生と実行委員として参加しました。当日は「看護学生と遊ぼう!!」「#看護学生と学ぼう!!」のブースをサポートしました。
いよいよ始まる(^^♪
オープニングは田中実行委員長の挨拶の後、現役音大生・卒業生による演奏から始まりました。音大生が現地の楽器で演奏したアイルランドの音楽はワクワクした冒険をイメージさせる曲で、これから始まる「いきてゆくフェス2023」の軽やかな幕開けとなっていました。
力作ぞろいのシニアアート
作品展では介護事業所の利用者さんたちの手芸、ちぎり絵、書道など作品が展示されており、どれも力作でした。見学されていた方も「すごいね。これどうやって作ってるの。手が込んでるわ~。」と感心していました。
「食べる不思議」ミニ講座
嚥下コーナーでは「誤嚥するのは人間だけ。それはなぜか?」という切り口から、動物と人間の違いと誤嚥の仕組みまで面白楽しく話されていて、とても興味深く、勉強になる講座でした。
学生と一緒にこの講座を聴いて「なるほど!」と腑に落ちました。
取材させていただいた実行委員さんたちの当日の様子
今回インタビューでお話を伺った実行委員の方々の様子を紹介させていただきます。
当日の朝、「僕は展示チームだけど、いろんなところでウロウロしてますよ」と言っていた村上さん。確かに準備段階から村上さんはどこに行っても姿をお見掛けしました。そしてどこにいても積極的に声をかけてフェスをみんなで盛り上げて、楽しめるように関わっていらっしゃいました。
今年もステージ担当をしていた辻󠄀﨑さん。オープニングの演奏のときにスピーカーの向きを調整したり、周囲の動きを見ながらさりげなく指示を出している姿を見て、音響だけでなく全体に目を向け気配り、心配りされていたのが印象的でした。
橘田さんが担当していたスポーツチームの棒サッカーは点の取り合いで、老若男女問わず真剣勝負!マチカネくんが見守る中で白熱した戦が繰り広げられていました。すごい盛り上がりで、思わず私も参加したい!と思いました。
看護学生と遊ぼう!!
では、ここからは看護学生ブースの様子を紹介します。
ヨーヨー釣りでは自分のお目当ての色のヨーヨーを選びながら真剣な表情で釣り上げていました。
スーパーボールすくいでは、幼い子がポイが破けても気にせず、落ちそうになりながら熱中している姿がとってもかわいらしかったです。
射的は男の子に大人気でした。実行委員の蔭山さん特製の木製鉄砲を手に、
的を狙う姿はなかなか勇敢でした。昔遊びコーナーでは、けん玉・メンコ・福笑いといった昭和の遊びを令和のこどもたちが楽しんでいる姿を見て、遊びに時代は関係ないなあと思いました。
#看護学生と学ぼう !!
血圧ブースでは普段血圧など測定したことがない子供たちが興味を示し、人生初の血圧測定を体験していました。
面白かったのは、おじいちゃんは女子学生と、おばあちゃんは男子学生と楽しそうに話しながら血圧を測定してもらっていたことです。
SNS講座のブースはまだスマホを活用されていない高齢者の方が多く、インスタのフォローをお願いしても難しい状況でした。しかし、それが話のきっかけになって高齢者の方と学生がコミュニケーションを図る機会となり楽しそうに交流できていてよかったです。
また、当日はハロウィンの仮装姿で参加した学生に、通りがかりの方々が声をかけてくださり、あちこちで談笑していました。普段は他世代と関わる機会が少ない学生たちには新鮮で楽しいひと時だったようです。
まさか!驚きの再会!!
お互いに顔を見て「あれ?…もしかして…やっぱり…!」
なんと“看護学生と遊ぼう”のコーナーの隣でバルーンアートでみんなを楽しませていたのは、数年前に前任校を卒業した教え子だったんです。世の中狭いですね。彼女はたまたま自分の娘のためにバルーンアートを習っていた先生から、今回フェスでバルーンアートのボランティアをするのでそのアシスタントをしてほしいと頼まれ参加したということでした。そしてフェスを通してまさかの再開。こんな出会いがまた新たな繋がりになるんですね。
最後に
今回、「いきてゆくフェス2023」に参加するに当たり、コロナ禍でイベントができない状態が続いていた学生が果たして協力しながらできるのか、地域の方々にうまく溶け込めるのか心配しながらの参加でした。でも参加された方が皆さん声をかけてくださり、学生は地域の皆さんの温かさに感動していました。企画する側も参加する側もみんな笑顔で世代を超えて楽しんでいる様子がとても印象的でした。