泥の中から美しい花の咲き誇る
夏の早朝、各地の池には睡蓮が咲きます。
古代エジプトで太陽のシンボルとされ、
壁画にも描かれるこの花が、私は大好きです。
花言葉は「清純な心」
仏像の台座などでモチーフとして使われることも
多く、ある意味、私たちのとても身近なところに
あるお花。
睡蓮の名前がついたのは、陽射しが弱くなると
眠るように閉じてしまうからなのだそう。
それが午後の2時頃だったので、
別名を「ひつじ草」とも言います。
私は、眠ることが好きな上にひつじ年の生まれ
なので、余計にひかれるところがあるのかも
しれません。
英名は確か、water lily。
水中の泥に根をはり、そこから受け取った養分で夢のように美しい、透き通った花弁の花を咲かせ
るのが特徴です。
なんだかちょっぴり人間みたいです。
それも、人生のある時期に引きこもりやニートを
経験したことのある人たち。
ここまで書いて、だから私は睡蓮が好きなんだと
思いました。
整えられた鉢の中に種をまかれ、そこで手入れをされて花を開かせる大輪のバラ。
それとは対照的に、鼻をつまむような泥の中で
育ち、見惚れる花を咲かせる睡蓮。
どちらも素敵で、どちらも魅力的ですね。
また、睡蓮を観に行きたいな。
「 置かれた場所で育ち、自分の場所で咲く 」
今日の空でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?