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【壱岐新報2021.12.10】2020年国勢調査集計結果を公表、人口世帯数減が顕著

 総務省は先月30日、2020(令和2)年国勢調査の人口などの集計結果を公表した。本県の人口は131万2317人で、前回調査の2015(平成27)年より、6万4870人(4・7㌫)減少していることが分かった。このうち、本市の人口は2万4948人で、5年前の2万7103人から2155人(8・0㌫)減少していた。増減率は県内14位だった。同調査は国内の人口や世帯数の実態を把握するため、1920(大正9)年から5年ごとに実施している。

5年間で2155人減少

年間推移で400~500人減少
 今回の調査結果によると、本市の男女比は、男1万1837人、女1万3111人。5年前は男1万2860人、女1万4243人だった。人口総数の推移では、1年間で400~500人減少していることになる。
▽県内の21市町別に人口をみると、大村市が2640人(2・8㌫)、佐々町が286人(2・1㌫)と2市町のみで増加し、19市町では減少している。減少数が最も多いのは長崎市2万390人。続く佐世保市が1万2216人、諫早市4226人など。減少率では、新上五島町の11・2㌫が最も高かった。
 5年間の本土と離島(壱岐市、対馬市、五島市、小値賀町、新上五島町の3市2町)の人口割合は、本土は120万4685人で4・3㌫減少。離島は10万7632人で8・9㌫減少している。

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