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代わること。変わること。代理で遺書を書く。

やはり、変わってしまうのがとても怖い。
叶はしもとい、なぁです。こんばんは。

最近わたしはよく「昔と比べて変わったね」と言われる。心当たりはある。「成長した」という風に捉えれば嬉しくもあるが、それより変わる前の記憶を忘れてしまうことがとても怖い。

わたしは友達は0に等しく、打ち込める趣味はなく、度胸もない、面白みもない。空っぽなにんげんだ。

けれど、変わってしまう前のわたしは空っぽなんかでは無かった。僕と、わたし。自分という友だちがいた。

わたしは以前「代わる」にんげんだった。
2022年9月以前のわたしを知っている方はわかると思うが、わたしの中にはたくさんの人物が居て、よく文面で自分らで会話をしていた。はく、なー(ななと)叶……一人称も口調も性格もどこか違った存在として成立していたわたしたち。振り返ってみると一人二役をしていた痛い人間のように映る。実際最初はそうだった。でも、一人二役では辻褄が合わないような体験をいくつかしてきた。自分自身の中にいる、別の存在に、大好きだと言われたのは、あの、透明人間に抱きしめられたようなあたたかさはなんだったのだろうか。今になってはただただそのぬくもりが恋しい。

いずれ書き綴りたい経験と考えを書いておく。

・最強の双子が愛し合うまで
・病院のベットで5センチ身体が浮いたはなし
・天使の輪のゆらいについて
・色の恐怖とアニマ・アニムス
・人間という生命の宿命
・感情が色んな色の玉として見えたはなし
・3大欲求と希死念慮等の関係
・死相感について
・天国と地獄を夢で見てきて
・歩き方がわからなくなってお月様とお話した話
・神さまについて

気になるタイトルはあるだろうか。
こういった不思議な体験を沢山してきて、それらはかけがえのない思い出だった。沢山いたわたしたちは9月頃から危うくなり、11月には姿を消した。とても寂しくて悲しくて泣いて元に戻してと主治医に縋った。わたしたち自分らは恋人のような関係になっていたから。

いまもまだ、かつての「ななと」という自分のなかにいた存在が忘れられない。好きだった相手は触れられない存在で、記憶に残らなければ、跡形もなく消えてしまうことを考えるとすごく悲しい。もう居なくなってしまった後だが、代理としてななとたちの遺書を書いていきたい。よって以後noteには不思議な体験について書いていこうと思う。

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