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「性的同意」もなにも、女はそもそも求めていない 〜アンケートの結果をシェア〜

相手の一人暮らしの部屋に入ったら「同意」
ホテルの部屋に入ったら「同意」
……「同意があった」と想定する男性側の言い分の多さに驚く。

いやはや、男女のそもそもが、これほどまでに違うとは、と。

女性の性欲というものは、かなり経験を積んでから湧いてくるものだ。
とはいえ、それでも「だれでもいい」わけではない。

こうした男女間の差が、さまざまな行き違いを産んでいると思うのだ。

そこで、どれだけ差があるのか、コンドームの製造・販売をしている企業のアンケート結果を紹介したいと思う。

まず「セックス」へのそもそもの興味

未経験の男女。「セックスしたいと思うか」の問いに対して女性は「イエス」が33.1%のみ

つまり男は7割が「したい」と思っていて、女は3割が「したい」。
つまり、男の7割は「したい」、女は7割が「したい」という考えがない。「わからない」が4割。性欲を自覚できていない、もしくは、セックスに魅力を感じていない証拠とも言えます。

男女の考えは、ほぼ真逆である……というのが現実なのです。


「性欲」の男女差

次に、いわゆる「性欲」について、どのぐらい一人でシているかという話。ここで本当に「性欲」の差があることをわかっていただけるかと思う。

「同意」以前に「性欲」が男女同等ではないのだ。同意の前に「考えもしなかった」というのが本音。

男女二人でいっしょにいて、相手が襲ってくるとは思いもしなかった。なぜなら、こちらにはそうした欲求がないから。

恋人ならまだしも、会社の上司だの、親戚だの、父親ほどの年齢のおじさんだの……「性的対象ではない」からこそ、油断している。

ということを知ってもらいたい。

「同意」以前に「欲求」がないということを男性は知ってもらいたい



女は「同意」以前に「欲求」がない

同意していると思った。
喜んでいると思った。

そんな声の多い、性的な問題。それは大きな誤解だ。

あらゆる性的なハラスメントや罪を犯す男性、そして、警察官、検察官に言いたい。

女は基本的に「望んでいない」のだということ。

望んでいないのに「同意」もなにもない。
望んでいないのだから、喜ぶこともないの。
だから、よほどのことがないと、そういうこと「OK」とは思えない。よほど好きじゃないと、よほど魅力的じゃないと、「欲求」が出てこないの。

そこんとこ、わかってもらいたいのです。

そして、3つ目。
相手がいない方へ、したいと思いますか?という問いへの回答。

やはり女は「セックス」ではなく「交際」を求めているのですよ。それだけ慎重にならざるを得ないのは、身体的特徴、妊娠・出産など、大きなライフイベントに直結しているから、だと推察する。

私たち女性にとって、「楽しむだけのもの」ではないからこそ、そこまで欲求が起こらないようにできているのではないかと考えている。

これを踏まえたうえで、「同意」云々という話をしてもらいたいし、女性は、これを踏まえたうえで、男性と密室に入ることに慎重になってもらいたい。

そう思って、あえて、今回はこの記事を書いてみました。

細かい話をすると、女は
・手を繋いでデートしたい
・抱きしめられたい
・キス(軽いもの)してみたい
そんな感じ。特に、未経験の10〜20代の女子の多くは、「その先」を求めていない。だから、よほど魅力的だとか、よほど好みの顔だとか、よほどデートに尽力してくれたか……によって、やっと二人きりになってもいいかなと思う。

だけど、それでも「じゃ、セックスしたいか」と聞かれると、そうでもなかったりするんです。そこんとこ、男性には知っていただきたいのです。

「同意」はない。ほとんどない。
恋人でもない限り、まずあり得ない。
だって、「欲求」がないんだから。

しかも、父親ほど年の離れた男性に対しては、上記の「手を繋いでみたい」「抱きしめられたい」「キスしてみたい」はない。

だから、その先などは、まず、あり得ないのです。

アンケートの全貌はこちら↓




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