「My new shoses are killing me」
高校生活は非常に儚い。
そして非常に全てが中途半端だ。
そして時間とともに知らず知らずのうちになんとなくカタをつけて中途半端じゃなくなっていく。
中途半端じゃなくなり、全ての事物への思考回路は一定の場所までで封鎖され、そこで来た道を振り返る。
これより先は行けない。
この壁を背にし、登りきった階段から子供達を見下ろし、子供達には聞き取れないような声で語りかけている。
高い靴を履いて
子供達より高い身長で
大人として生きていくなんて思ってもみなかったよね。
入学式の日に履いたパンプスの靴擦れが痛い。