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糸色望
絶望した!大人になることに絶望した!
糸色先生風に絶望してみました。というのも、最近「さよなら絶望先生」を観始めたのです。ギャグアニメと言われていますが、私的には奇想天外アニメって感じです。ギャグ要素も胸焼けするほどあるのですが、女生徒たちの腰や脚のくねり方がなんとも上品で美しく(制限される可能性のある表現は控えておきます)、胸の内側をくすぐられたような感覚を味わわせられます。
風、とはいえ絶望は本物です。私は大人になることに絶望しています。大人になりたくない、という言い方は今の私には不適切です。私は責任やら経済やらの概念から逃げたいのではありません。私が絶望しているのは、簡単に言えばカラダのことです。
大きな襟が似合わなくなり、代わりにタイトスカートがやたらと似合うようになった。
Aラインよりハイウエストを好むようになった。
恋をしようとすれば甘い罠に濁されてしまう、無力さ、切なさ、その背徳。
大人になることを拒むには、もう遅すぎます。私の造形はとっくに大人のそれとなり、様々の苦悩や変化を伴っても尚素知らぬ顔をしているのです。私はただ絶望することしかできず、映画の中の少女に届かぬ憧れを寄せるのみです。
思春期などというものは過ぎたと思っていましたが、こんなことを言っているようでは保険の教科書に出てくるキャラクターと変わりありませんね。私はもう、大人と子供の狭間すら越えてしまったというのに。まあでも、絶望しているうちが華だったりするのでしょうか。
一生14歳でいたかったな。