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愛の行き場
子供が産まれて、今まで飼っていた猫を実家に預けていたら丸々太って返ってきた。
いつもは食べないものを鱈腹食べて、大層甘やかされていた模様。
親のいぬまに猫をそっと奪還し、今はダイエット中。
しかし、猫にとってしたら久々にお家に帰ると見知らぬヘケヘケ動物が家の真ん中に居座っているのだからひとたまりもない。
まだ11ヶ月の人生、急に自分が主役じゃなくなったかのような顔でしょんぼりする丸々太った猫を見て涙が出てしまった。
よく、愛の総量は変わらなくて、猫に100注いでいたものが、子供に60注ぎだすと猫に40しか注げないみたいな話を聞くが、愛情はそんなチープで限定されたものではない。
60しか注げなかったとしても、相手はそれを120にして誰かにシェアするだろうし、40注いだものが240になって、200自分に返ってくるかもしれない。そしたら自分の持ち分がどんどん増えていって、さらに多くの愛情を周りに振り撒くことだってできて、返ってきて、その循環なのだと思う。
倍々ゲームだ。
シャンパンタワーからどんどん注いでいると思ったらいつのまにか逆三角形のシャンパンタワーになってて自分のシャンパンが大変なことになってることだって大いに、あり得る。
まだ出産報告をほとんどしていないのに、知ったみなさんからたくさんの出産祝いをもらうことでもそのことに気づかされたし、内祝いは大体その半分の金額で、ということにちょっと納得がいかなったり(全額返したい。)
それにしても祖母の孫に対する愛情、猫に対する愛情は上限がない。僕たち親がもつ「責任」がないからだ(笑)
ふと目を離すと溢れたシャンパンに溺れていないか心配になる。
5/31の日記
全く問題のない安産中の安産で退院。タクシーに乗って「急がずゆっくりと」なんて初めて出す指示をしながら帰宅。
義母がすぐさまやってきてUberざんまい。
夜、妻の授乳中、ヒグチヨウコの「アノマロ」を娘に乗せていたら、あまりの幸せな光景に泣いてしまった。改めて変わった人だなと思う。